労働衛生コンサルタント試験 衛生一般

難易度別 試験問題




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※ イメージ図(©photoAC)

 このページでは、2021年以降の労働衛生コンサルタント試験過去問のうち、労働衛生一般を難易度別に分けて解説を行っています。

難易度は、当サイトが読者の方に行ったアンケート調査の正答率(※)に基づいています。一般の受験者の方に比して、正答率は良い方へバイアスがかかっている可能性があり、また年度によって解答者数にも違いがあることにご留意ください。

※ 5:50%未満 4:50%以上60%未満 3:60%以上70%未満 2:70%以上80%未満 1:80%以上

なお、解説そのものは、公表時期ごとに行っているものの解説と同じページへ飛びます。

柳川に著作権があることにご留意ください。


表:難易度ごとの問題数
年度 難易度 正答率
40%未満
(内数)
労働衛生一般 2023年度 11
2022年度 16
2021年度
説明する女性

労働安全衛生コンサルタント試験(筆記試験)得点状況(2023年版)

2023年までの労働安全衛生コンサルタント試験の正答率分布などの解析の結果です。



難易度5

5を示す女性医師

※ イメージ図(©photoAC)

難易度5の問題は、受験者のうち正答できたのが 50 %未満のものです。過去3年の労働衛生一般では、これが解けなくても合格することは可能でした。

内容そのものが難しいものの他、特定の分野の労働衛生の深い知識がないと解けないようなものや、一部に問題文が不明瞭なものなども含まれています。

極端に正答率が低いものは、捨て問と割り切ってもよいかもしれません。

2021年 問26(正答率:13.7 %)

安全衛生教育等推進要綱

2021年 問14(正答率:17.6 %)

ホルモンとその分泌臓器及び生理作用

2023年 問16(正答率:24.0 %)

金属類による健康障害

2022年 問10(正答率:27.9 %)

情報機器作業における労働衛生管理のガイドライン

2022年 問06(正答率:28.4 %)

減圧症の症状と対策

2021年 問22(正答率:33.3 %)

SDS(全般)

2023年 問13(正答率:33.7 %)

第14次労働災害防止計画の健康確保対策

2022年 問27(正答率:33.8 %)

疫学及び労働災害統計

2022年 問14(正答率:34.3 %)

消化器の生理機能

2022年 問17(正答率:34.3 %)

作業環境測定結果の換算値変換係数の算出方法

2023年 問15(正答率:34.6 %)

加齢による人体の機能の変化

2021年 問27(正答率:35.3 %)

労働衛生統計に用いられる指標

2022年 問15(正答率:36.8 %)

加齢による人体の機能の変化

2021年 問12(正答率:41.2 %)

事後措置指針に基づく派遣労働者の健康診断

2023年 問21(正答率:42.6 %)

化学物質等の有害性等

2022年 問18(正答率:42.6 %)

作業環境測定(一般)

2022年 問26(正答率:44.1 %)

能力向上教育指針

2023年 問27(正答率:44.6 %)

検査の感度(敏感度)と特異度

2023年 問19(正答率:45.5 %)

局所排気装置等

2023年 問03(正答率:48.5 %)

有害物質の空気中での性状等


難易度4

4を示す女性医師

※ イメージ図(©photoAC)

難易度4の問題は、受験者のうち正答できたのが 50 %以上 60 %未満のものです。確実な合格のためには何問かは正答しておきたいところです。

内容そのものも極端に細かな内容を問うものはなく、ある程度の学習時間をかけることで正答できるものがほとんどです。

2022 年の試験では、これをすべて間違えると合格はかなり困難となりました。このレベルは合否を分けるものといえます。


難易度3

3を示す女性医師

※ イメージ図(©photoAC)

難易度3の問題は、受験者のうち正答できたのが 60 %以上 70 %未満のものです。合格のためには、出来る限り多くを正答しておきたいところです。

内容そのものも極端に細かな内容を問うものはほとんどありません。また、学習時間を変えることによって、十分に正答が可能なものが多くなっています。

このレベルの問題を確実に正答できるようにすることは、合格への条件となるものといえるかもしれません。


難易度2

2を示す女性医師

※ イメージ図(©photoAC)

難易度2の問題は、受験者のうち正答できたのが 70 %以上 80 %未満のものです。ほぼ全問を正答できないと合格はかなり厳しくなります。

内容は、政府が発行している指針・ガイドラインなどの基本文書を学習しておくことで正答できるものがほとんどです。ある意味で、点数を稼ぐにはこのレベルの問題を正答できるようにすることが基本だと言えます。

繰り返し、同種の問題が出されているものも多く、学習によって確実に正答できるレベルだと言えます。

2021年 問18(正答率:70.6 %)

騒音レベルを推定する方法

2023年 問20(正答率:71.3 %)

事務室の採光、照明など

2023年 問26(正答率:71.3 %)

派遣労働者に対する安全衛生教育

2021年 問13(正答率:72.5 %)

労働者の心の健康の保持増進のための指針

2021年 問06(正答率:74.0 %)

減圧症の症状と対策

2022年 問05(正答率:74.2 %)

電離放射線

2023年 問02(正答率:74.3 %)

労働衛生統計

2021年 問10(正答率:74.5 %)

情報機器作業における労働衛生管理のガイドライン

2021年 問20(正答率:76.5 %)

立位の作業姿勢と健康影響

2021年 問28(正答率:76.5 %)

事業場の安全管理

2023年 問06(正答率:77.0 %)

高気圧障害とその予防

2022年 問07(正答率:77.9 %)

酸素欠乏症及び硫化水素中毒

2021年 問11(正答率:78.0 %)

健康診断の事後措置指針

2023年 問29(正答率:78.2 %)

労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針

2021年 問17(正答率:78.4 %)

作業環境測定結果の評価

2021年 問24(正答率:78.4 %)

作業に伴う健康障害

2022年 問08(正答率:79.4 %)

振動障害とその防止対策

2022年 問30(正答率:79.4 %)

化学物質リスクアセスメント指針


難易度1

1を示す女性医師

※ イメージ図(©photoAC)

難易度1の問題は、受験者のうち正答できたのが 80 %以上のものです。合格のためには、確実に全問を正答しておきたいところです。

内容も、ほぼ常識問題に近いものや、過去問を学習して理解しておくことで正答できるものが多くなってきます。

極端に難易度の低い問題は、試験協会としても好ましいものではなく、繰り返して同種の問題が出題されるとも思えません。いわゆる「サービス問題」であり、これを落とすことがないようにしておく必要があります。

2022年 問24(正答率:80.0 %)

職場における腰痛予防対策指針(全般)

2021年 問04(正答率:80.4 %)

じん肺対策(一般)

2021年 問19(正答率:80.4 %)

局所排気装置等

2022年 問01(正答率:80.6 %)

労働衛生の3管理

2022年 問02(正答率:80.9 %)

労働衛生統計

2022年 問29(正答率:80.9 %)

労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針

2023年 問10(正答率:81.2 %)

テレワークと長時間労働対策

2021年 問03(正答率:82.4 %)

有害物質の性状、空気中での状態

2021年 問29(正答率:82.4 %)

労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針

2022年 問21(正答率:83.3 %)

GHS(全般)

2022年 問04(正答率:83.8 %)

じん肺対策(一般)

2022年 問09(正答率:83.8 %)

職場における熱中症対策

2022年 問12(正答率:83.8 %)

健康診断の結果等に基づく就業上の措置

2022年 問16(正答率:83.8 %)

個々の化学物質による職業がん

2022年 問28(正答率:83.8 %)

事業場の安全管理

2023年 問14(正答率:84.2 %)

物理的有害因子と障害の部位

2023年 問22(正答率:84.2 %)

GHSに用いられる絵表示

2023年 問09(正答率:86.0 %)

職場における熱中症対策

2022年 問25(正答率:86.8 %)

労働衛生保護具(全般)

2021年 問07(正答率:87.8 %)

酸素欠乏症及び硫化水素中毒

2023年 問30(正答率:88.0 %)

化学物質リスクアセスメント指針

2022年 問20(正答率:88.2 %)

良い作業姿勢

2021年 問05(正答率:89.8 %)

電離放射線の人体影響

2023年 問08(正答率:90.1 %)

騒音性難聴

2023年 問17(正答率:91.1 %)

作業環境測定(一般)

2023年 問01(正答率:92.1 %)

労働衛生の3管理

2023年 問07(正答率:94.1 %)

酸素欠乏症及び硫化水素中毒

2022年 問11(正答率:94.1 %)

健康診断の事後措置指針

2022年 問13(正答率:94.1 %)

労働者の健康の保持増進のための指針(THP指針)

2022年 問23(正答率:94.1 %)

作業姿勢と作業負荷

2023年 問23(正答率:95.0 %)

高年齢労働者の感覚と反応

2023年 問24(正答率:95.0 %)

職場における腰痛予防対策指針(全般)

2022年 問19(正答率:95.6 %)

局所排気装置等