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このページは、労働衛生分野のメンタルヘルスに関する総合サイトです。
筆者(柳川)は労働省(旧労働省)でメンタルヘルス指針の策定を担当し、出向した中央労働災害防止協会のメンタルヘルス推進センター所長として平成21年の職場復帰支援の手引きの抜本改正に携わってきました。
筆者の経験をもとに、最新の理論・情報を取り入れた総合的なサイトとしていきます。今後、コンテンツをさらに充実してゆきます。
メンタルヘルス指針
企業のメンタルヘルス対策の目的をどこに置くべきかを解説し、また目的ごとの対策の手法を示しています。
職場復帰支援の手引き
職場復帰における試し出勤と労働者性 職場復帰支援の疑問を解くシリーズ②
職場復帰の「リハビリ勤務」とその妥当性 職場復帰支援の疑問を解くシリーズ③
職場復帰時の試し出勤等の趣旨と長さ 職場復帰支援の疑問を解くシリーズ④
「休職から元職復帰の原則」理論と例外 職場復帰支援の疑問を解くシリーズ⑤
病気休職の職場復帰は、完治後ではない 職場復帰支援の疑問を解くシリーズ⑥
職場復帰可否の主治医と産業医の判断 職場復帰支援の疑問を解くシリーズ⑦
抗うつ薬服用者と運転業務の可否 職場復帰支援の疑問を解くシリーズ⑧
心の健康問題:産業医活動の活性化
健康問題からの職場復帰支援には産業が重要な役割を持ちます。しかし、非常勤産業医の産業保健活動について、事業者と産業医双方の理解不足もあり、不活発なケースもみられます。産業医活動を活性化するために何が必要かを解説します。
心の健康問題:職場と主治医の関係構築
心の健康問題を有する労働者について、就業上の支援を行ったり、適切な労務管理を行うためには、主治医との連携が重要となります。主治医との良好な関係を構築するために必要なことについて、金銭面も含めて解説します。
職場復帰:個人情報の提供拒否への対応 職場復帰支援の疑問を解くシリーズ⑪
心の健康:取得すべき健康情報の範囲 職場復帰支援の疑問を解くシリーズ⑫
個人情報の取得の同意を求める際の配慮 職場復帰支援の疑問を解くシリーズ⑬
心の健康:健康情報の目的外使用の防止 職場復帰支援の疑問を解くシリーズ⑭
業務制限の指示に本人が同意しない場合 職場復帰支援の疑問を解くシリーズ⑮
心の健康問題:フレックスタイムの可否
職場復帰支援の手引きでは、職場復帰する労働者にフレックスタイム制度を適用することについて「ケースにより使い分ける」とされています。心の健康問題で休業した労働者の職場復帰に際してのフレックスタイムの適用について解説します。
心の健康問題:酒席に誘うことの可否 職場復帰支援の疑問を解くシリーズ⑰
心の健康:異常な言動への職場の対応
心の健康問題を有する労働者が、職場で異常と思える言動をして、職場の同僚や上司が困ることがあります。心の健康問題を有する労働者に異常な言動があった場合、職場でどのように対応するべきかについて解説します。
心の健康問題:診断名と疾病の同一性 職場復帰支援の疑問を解くシリーズ⑲
心の健康問題:症状と受診すべき診療科
自殺防止対策
離婚件数と自殺件数の相関等について、いくつかのデータを挙げながら考察してみました。
予想されていたことですが、2020年の自殺者数は11年ぶりに増加に転じました。とりわけ、女性と若年齢者の増加が著しくなっています。この原因としては、コロナ禍による景気の後退によって、非正規労働の割合の高い層に影響が出ていると考えられます。
高橋まつりさんが亡くなった電通事件について、人材活用の失敗という観点から、電通社の問題点を論じ、どのようにすれば防止できたのかを検討します。
その他
労働者の解雇には、様々な制約があります。心の健康問題に罹患した労働者のについて、辞めさせる以外の方法がないのか、また解雇とするのか普通退職とするべきなのか、解雇の手続きはどのようにするべきか、判例に基づいて解説します。
ギャンブル依存について目を向けるとき
カジノ法が成立し、我が国内の最大で3箇所で、カジノ場(賭博場)が刑法の賭博罪の適用なく運営されることになります。この問題点について指摘するとともに、産業保健の場におけるギャンブル対策の必要性について検討します。
マイクロソフト調査
マイクロソフトが世界の労働者を対象に「リモートワークに関する調査」を行っています。これによると、労働者の73%はパンデミック後もモートワークを続けることを望んでいる一方、41%が今後1年以内に現在の企業を辞めることを検討する可能性が高く、46%が居住地や職種の変更などを計画しているとのことです。