第2種衛生管理者試験 2018年4月公表 問08

事務室の空気環境の調整




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合格

 このページは、試験協会が2018年4月に公表した第2種衛生管理者試験問題の解説を行っています。

 解説文中の法令の名称等は、適宜、略語を用いています。また、引用している法令は、読みやすくするために漢数字を算用数字に変更するなどの修正を行い、フリガナ、傍点等は削除しました。

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2018年04月公表問題 問08 難易度 事務所則に関する基本的な知識問題である。正答できなければならない問題である。
事務所則

問8 事務室の空気環境の調整に関する次の文中の   内に入れるAからDの数値の組合せとして、法令上、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。

「空気調和設備を設けている場合は、室の気温が A ℃以上 B ℃以下及び相対湿度が C %以上 D %以下になるように努めなければならない。」

(1) 17   28   40   60
(2) 18   28   40   70
(3) 18   28   30   60
(4) 19   27   40   70
(5) 19   27   30   60

※ 2022年4月1日施行の事務所則改正に合わせて一部修正した。

正答(2)

【解説】

事務所則第5条第3項からの出題である。本問出題当時は同条は「十七度以上二十八度以下」となっていたが、2022年4月1日より以下のように変更された。

同条により、出題文は以下のようになり(2)が正答となる。なお、この数値はすべて覚えておいた方が良い。

「空気調和設備を設けている場合は、室の気温が 18 ℃以上 28 ℃以下及び相対湿度が 40 %以上 70 %以下になるように努めなければならない。」

【事務所衛生基準規則】

(空気調和設備等による調整)

第5条 (第1項及び第2項 略)

 事業者は、空気調和設備を設けている場合は、室の気温が十八度以上二十八度以下及び相対湿度が四十パーセント以上七十パーセント以下になるように努めなければならない。

2020年08月30日執筆