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問36 血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)血液は、血漿成分と有形成分から成り、血漿成分は血液容積の約 55 %を占める。
(2)ABO式血液型は、赤血球の血液型分類の一つで、A型の血清は抗B抗体を持つ。
(3)白血球のうち、好中球には、体内に侵入してきた細菌や異物を貪食する働きがある。
(4)血小板のうち、リンパ球には、Bリンパ球、Tリンパ球などがあり、これらは免疫反応に関与している。
(5)血液の凝固は、血漿中のフィブリノーゲンがフィブリンに変化し、赤血球などが絡みついて固まる現象である。
※ イメージ図(©photoAC)
このページは、試験協会が2026年10月に公表した第1種衛生管理者試験問題の解説を行っています。
解説文中の法令の名称等は、適宜、略語を用いています。
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柳川に著作権があることにご留意ください。
| 2026年10月公表問題 | 問36 | 難易度 | 血液は過去の公表問題で頻出事項。過去問をややひねってあるが、ほぼ過去問の範囲で内で正答可能。 |
|---|---|---|---|
| 血液循環 | 4 |
問36 血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)血液は、血漿成分と有形成分から成り、血漿成分は血液容積の約 55 %を占める。
(2)ABO式血液型は、赤血球の血液型分類の一つで、A型の血清は抗B抗体を持つ。
(3)白血球のうち、好中球には、体内に侵入してきた細菌や異物を貪食する働きがある。
(4)血小板のうち、リンパ球には、Bリンパ球、Tリンパ球などがあり、これらは免疫反応に関与している。
(5)血液の凝固は、血漿中のフィブリノーゲンがフィブリンに変化し、赤血球などが絡みついて固まる現象である。
正答(4)
【解説】
(1)正しい。血液は、液体成分である血漿と、有形成分である血球(細胞成分:赤血球、白血球、血小板)からなっている。そして、血液の約 55 %血漿、残りの約 45 %は有形成分である。
(2)正しい。ABO式血液型は、赤血球(抗原)の検査と血清(抗体)の検査によって血液型を分類する。赤血球の血液型分類の一つといえる。
血清中には、A型は抗B、B型は抗A、O型は抗Aと抗Bの抗体を持ち、AB 型はどちらの抗体も持たない。なお、赤血球上に、A型はA抗原、B型はB抗原、AB型はA抗原とB抗原を有し、O型はいずれの抗原もない。
(3)正しい。白血球は、顆粒球、単球及びリンパ球に分類され、顆粒球はさらに好中球、好酸球及び好塩基球に分類される。好中球は、白血球の約60%を占める。偽足を出してアメーバ様運動を行い、体内に侵入してきた細菌などを貪食する。
(4)誤り。リンパ球は血小板ではなく、白血球である。なお、白血球の約30%を占め、Tリンパ球、Bリンパ球及びNK細胞に分類される。Bリンパ球は、細菌やウィルスなどの侵入に対して抗体を作る役割を持つ。Tリンパ球は病原体を排除する働きをもつ。NK細胞は免疫細胞で、病原体に感染した細胞を攻撃する。
(5)正しい。本肢は過去問をかなりひねってあるが同種の出題例がある。血液の凝固反応とは、フィブリノーゲンがフィブリンに変化する現象である。フィブリノーゲンからフィブリン・モノマーが作られ、それが重合して繊維素となったものがフィブリンである。





