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問30 脳血管疾患及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)虚血性の脳血管疾患である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳血栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳塞栓症に分類される。
(2)出血性の脳血管疾患は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。
(3)虚血性心疾患は、冠動脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。
(4)心筋梗塞の痛みの場所は、狭心症とほぼ同じであるが、その発作が続く時間は、通常数分程度で、長くても15分以内におさまることが多い。
(5)運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。
※ イメージ図(©photoAC)
このページは、試験協会が2026年10月に公表した第1種衛生管理者試験問題の解説を行っています。
解説文中の法令の名称等は、適宜、略語を用いています。
他の問題の解説をご覧になる場合は、下表の左欄、グローバルナビの「安全衛生試験の支援」又は「パンくずリスト」をご利用ください。
柳川に著作権があることにご留意ください。
| 2026年10月公表問題 | 問30 | 難易度 | 医学的な内容ではあるが過去問と全く同じ内容の問題。この種の問題は正答できなければならない。 |
|---|---|---|---|
| 過重労働対策 | 3 |
問30 脳血管疾患及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)虚血性の脳血管疾患である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳血栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳塞栓症に分類される。
(2)出血性の脳血管疾患は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。
(3)虚血性心疾患は、冠動脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。
(4)心筋梗塞の痛みの場所は、狭心症とほぼ同じであるが、その発作が続く時間は、通常数分程度で、長くても15分以内におさまることが多い。
(5)運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。
正答(4)
【解説】
(1)正しい。虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳血栓症と、心臓や動脈壁の血栓などが剥がれて脳血管を閉塞する脳塞栓症に分類される。
なお、過去問では、2023 年 10 月公表問題の問 32 の(1)までは本肢と同じ内容が出題されていたが、2024 年 10 月公表問題の問 32以降は、脳塞栓症と脳血栓症の説明を逆にして誤った肢にしていた。
(2)正しい。出血性の脳血管障害は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。出血が起きる場所で分類している。
(3)正しい。虚血性心疾患は、心筋に血液を送る冠動脈が、動脈硬化などで狭くなったり、血管がけいれんを起こしたりして、血液が十分に供給されなくなることにより発症する心筋障害である。
(4)誤り。心筋梗塞のによって心筋への血液の供給が不足すると、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状がでる。冠動脈が完全に塞がると、その部分の心筋細胞が壊死して症状も長時間続き、1時間以上になることもある。
なお、狭心症の痛みの場所は、心筋梗塞とほぼ同じであるが、その発作が続く時間は、通常数分程度で、長くても15分以内であることが多い。
(5)正しい。心筋の異常や不整脈の検査は、安静状態での心電図検査によって行われることが多い。運動負荷心電図検査には、マスター2段試験とトレッドミル試験があり、トレッドミル検査では、安静時では発見できない虚血性心疾患や不整脈の診断などを行う。





