= 労働衛生コンサルタント試験はどのような人が受けているのか =

衛生コンサルタント試験受験状況(2023年)




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打合せをする男女

※ イメージ図(©photoAC)

労働衛生コンサルタント試験は、労働衛生管理の能力を証明するための最もレベルの高い国家試験で、近年、受験者数は増加傾向にあります。

受験者は、職場の安全衛生の担当者のみならず、医師、技術士など他の分野の専門家も数多く受験しています。

本サイトは、この試験を受験するほとんどの方のご利用を頂いています。そこで、択一試験の解答した状況と、受験した方の属性についてのアンケート調査をWEB上で行いました。

その結果を公開します。内容の無断流用はお断りします。



1 調査の方法と回答数

執筆日時:


(1)調査の方法

打合せをする男女

※ イメージ図(©photoAC)

当サイトは、過去問の解説を中心に労働安全衛生コンサルタント試験の受験支援を行っている。そして、Googleアナリティクスの分析結果を見ると、労働安全衛生コンサルタント試験この試験を受験しようとしている方のほとんどすべての方にご利用いただいているといってよい状況になっている。

過去問の解説のうち択一試験については、私の主観に基づいて「難易度」を付けていたが、あくまでも私の感覚に頼っており、必ずしも客観性があるわけではなかった。そこで、このサイトを閲覧頂いている方に、WEB上でお願いして、2021年(令和3年)度から実際の試験で解答した内容のアンケート調査を行うことにした(※)のである。

※ 解答を入力して頂いた方には会員サイトのIDコードとパスワードをお知らせし、それまで一般に公開していた試験直後の「正答予想」をその年から会員サイトで行い、また読者の方からお寄せ頂いた口述試験の内容も会員サイトに掲示した。

2023年度は、アンケート調査の3回目となるが、かなりの定着がみられたようである。


(2)回答数

実際に解答して頂いた方の数は、次のようになった。

表:回答者数
実施年度
2021年度 2022年度 2023年度
労働衛生 労働衛生法令 143 193 275
労働衛生一般 51 68 101

※ 半数以上を「無解答/忘れた」と解答した方など不正確な解答と判断されるデータを除いた。

全受験者のうち回答して頂いた方の割合だが、2023 年度の労働安全衛生コンサルタント試験の筆記試験の申請者数は、(公財)安全衛生技術試験協会の「試験協会NEWS」によると、861 人とされている。

実際には、労働衛生コンサルタント試験は、各科目を免除される受験者の範囲がきわめて多いので、それぞれの科目については、全体の筆記試験受験者の半数程度しかいないのが実態である(※)

※ 免除を受けた受験者数は公表されていない。なお、労働衛生一般について回答して頂いた方は、労働衛生法令に回答して頂いた方はよりもかなり少ない。これは、労働衛生一般を免除によって受けなかった方(多くは医師)が多いためである。

そのように考えると、全受験者の半数近い方が解答を寄せて下さったと考えてよいのではないかと思う。解答数だけを考えれば、統計的には十分に全体を代表できる結果が出たと考えられる。

今回のアンケートでは、受験者の属性についてもいくつかの質問をさせて頂いている。氏名(ハンドルネーム可)と受験区分だけは必須入力としたが、他の項目は任意入力としている。実際には、ほとんどすべての方から御回答を頂いた。


2 択一式試験の解答結果

(1)難易度の区分と正答率の分布

ア 難易度区分

択一試験の個々の問題の解答状況はグラフにして各問題の解説の冒頭に掲げている。また、それとは別に「難易度」も示している。難易度は、正答率によって次のように分類してある。

表:難易度と正答率
正答率 難易度
80%以上
70%以上 80%未満
60%以上 70%未満
50%以上 60%未満
      50%未満

イ 難易度ごとの問題数分布

その結果、各科目の難易度ごとの問題数は、次のようになった。例えば、2023年度の労働衛生法令だと、80%以上の方が正答した難易度1の問題は3問、50%未満の方しか正答できなかった難易度5の問題が4問となるわけである。

表:難易度ごとの問題数
年度 難易度 正答率
40%未満
(内数)
労働衛生 労働衛生法令 2023年度
2022年度
2021年度
労働衛生一般 2023年度 11
2022年度 16
2021年度

ただ、受験の結果を入力して頂いている方は、正答予測が知りたいという方が多いであろうから、本気で受験している受験者や合格の可能性がある受験者に集中している可能性はある。当然のことではあるが、成績は良い方向へバイアスがかかっていると考えるべきであろう。

とくに、労働衛生一般については、80%以上正答された問題がここ2年間は2桁となっている。これは、個々の問題をみてみると実感できるが、この科目が易しいということではない。解答を入力して頂いた受験者が優秀だということだと思える。


(2)2021年度から2023年度までの難易度の変化

ここで、60%以上正答すれば合格という観点から考えると、正答率が60%以上の難易度が1~3の問題数は、2023年度では衛生一般が19問、衛生法令が11問であり、2022年度では衛生一般が20問、衛生法令が8問、2021年度では衛生一般が24問、衛生法令が4問である。このように見れば、若干の変動はあるものの、難易度はそれほど大きくは変化していないと評価できる。

しかし、一般と法令を合わせて27問を正答できれば合格できるのである。2023年度は、難易度1と2の問題を全てと難易度3の問題を3問正答できれば合格である。2022年度は難易度3の問題を1問正答できれば合格であった。一方、2021年度は、難易度3の問題を8問正答できなければならなかった。こう考えると、2022年度以降の難易度はやや緩和したと考えられよう。


(3)労働衛生法令の足切りの可能性の改善

労働衛生法令は、2022年度以降は緩和されたものの、2021 年度は足切りで不合格になる可能性が高かった。わずか3年前のことであるから、今後も同様なことは起こり得るだろう。ここは十分に注意するべきである。

法令は全体で15問で足切りが40%であるから、少なくとも6問正答できないと衛生一般や健康管理がどれほど成績がよくても足切りになってしまう。また、医師等で衛生一般と健康管理が免除になっていると9問正答できなければ不合格である。

2023 年度は、とくに問題になるような結果は出ていない。難易度が1と2の問題すべてと難易度3の問題が1問正答できれば合格である。2022 年度は、難易度が3以上の問題をすべて正答する必要があったが、試験の性格から考えて、この程度は当然であろう。

問題は、2021年度である。80%以上の方が正答した問題が4問あるものの、50%未満の方しか正答できなかった問題が9問ある。しかも、このうち6問は40%未満の方しか正答できていないのである。

正答率が高い問題から順に正答できると仮定(※)すると、2021年度は、足切りにならないためには正答率50%以上の問題をすべて正答できなければならない。また、医師等で衛生一般と健康管理の免除を受けていると、正答率40%以上の問題を全て正答できなければならないのである。

※ 難易度の高い問題では、正答の肢より誤答の肢を回答した方が多いという問題も多い。正答率がいくら低くても5問に1問は正答できるだろうとは考えるべきではない。

現実には、結果的に、2022年度の筆記試験の合格率は33.2%と2021年の33.6%よりわずかに下がってしまった(※)。しかし、2021年度に労働衛生法令がネックになって不合格となった受験者が多かった可能性は否定できない。

※ 筆記試験の結果の詳細は、当サイトの「労働衛生コンサルタント試験受験の勧め(2/7)」を参照されたい。


3 受験者の属性

(1)労働衛生法令

ア 試験区分

受験者・試験区分

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試験区分は、保健衛生が 86.5 %(2022年度:80.8 %。以下カッコ内は2022年度)、労働衛生工学が 13.5 %(19.2 %)と昨年より労働衛生工学の比率が低下している。これは、労働衛生工学の受験者数が減少したためではなく、医師の方の回答者数が急増したのも一因である。

なお、2021年度の保健衛生と衛生工学の比率は 2023 年度と同程度であった。

イ 合格までの学習時間

受験者・学習時間

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合格までの学習時間については 264 名の方に御回答を頂いている。100 時間以内が 41.7 %(40.9 %)で、200時間以内で 74.2 %(74.7 %)となる。多くの受験者は、勤務や家庭内での責任のある方が多いであろう。試験のための学習時間は、多くの受験者が200時間以内しか確保できないということのようだ。

ただ、200時間超の方が 18.6 %(20.4 %)おられ、800時間を超えると回答した方も 1.1 %(3.2%)おられる。やはり、多くの学習時間を費やす必要のある試験ということでもあろう。

ウ 受験者の年齢

受験者・年齢

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年齢は 258 名の方に御回答を頂いている。やはり試験の性格からか20代の方は 10.1 %(4.0 %)と少なかった。30代が 31.8 %(32.4 %)、40代が 27.1 %(29.5 %)と働き盛りの方が多いようだ。

一方、60代が 8.9 %(11.9%)、70代の方が 1.6 %(0.6%)と高齢になっても、労働衛生の分野で働きたいという希望を持たれる方も多いようである。

ただ、この3年間では、受験者の年齢が若い方にシフトしているようである。

エ 受験者のジェンダー(性別)

受験者・ジェンダー(性別)

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ジェンダー(性別)は 250 名の方に御回答を頂いている。男性が 73.6 %(71.2 %)と昨年よりもわずかに増加した。全体的にも男性が多くを占め、労働衛生・産業保健の分野も、まだまだ女性の進出は進んでいないようだ。

また、女性は 26.4 %(28.8 %)とわずかに減少している。その他の方は0.0%(0.0%)(※)となった。

※ このことはSOGI(LGBTQ+)の受験者の方がいないということを意味しない。そもそも本項では性的指向を訪ねてはいないし、性的指向が多数派と異なる方の多くは男性又は女性である。さらに言えば、トランスジェンダーの方も多くは男性(FtM)又は女性(MtF)である。その他に該当するとすれば、Gender Nonconforming、gender fluid、agender などの方だと思われるが、カミングアウトしたくない方も多いだろう。

オ 労働安全衛生業務の経験

受験者・労働安全衛生業務の経験

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労働安全衛生業務の経験は255名の方に御回答を頂いている。回答は、「なし」から「10年を超え20年未満」までにばらついているが、20年以上も 6.7 %(5.7 %)となった。

原則として受験のためには実務経験が必要なのだが、実務経験が必要でない資格をお持ちの方も多く受験しておられるということだろう。

カ 所属事業場の業種

受験者・所属事業場の業種

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所属事業場の業種は 247 名の方に御回答を頂いている。なお、「政府機関・地方自治体・道立行政法人・その他の公務」までは通常の選択肢で、「その他(入力なし)」以下は「その他」の項目の自由回答に記載された内容である(※)。とくに修正せずにそのまま記載している。

※ 「その他(入力なし)」は、その他を選択して自由回答欄に記述のなかった方である。

社会福祉・医療業が最も多く 51.0 %(40.1%)と半数以上を占めた。ほとんどが医療機関であると思われる。また、製造業が 20.6 %(25.5%)、建設業が 2.4 %(8.9%)を占め、コンサルタント業は 3.2 %(4.5%)にすぎなかった。この他では「政府機関・地方自治体・道立行政法人・その他の公務」が 6.9 %となった。

その他の中では「病院」3名、「作業環境測定機関」と「その他のサービス業」がそれぞれ2名で。他は全て1名のみの回答となった。

キ 受験者の勤務内容

受験者・勤務内容

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勤務内容は、252名の方から御回答を頂いた。こちらは、「管理業務」までが通常の選択肢で、「開発」以下が「その他」の項目の自由回答である。

46.0 %とかなりの割合が「医療職(産業医を除く)」で占められている。おそらく、専属産業医の他、産業保健師、産業看護師の方も「労働安全衛生」ではなく「医療職」と回答されたのだと思う。

この他、「産業医」が 29.0 %、「労働安全衛生・産業保健(産業医を除く)」が 11.1 %となった。

また、産業保健区分の労働衛生コンサルタントの多くが医療職ということであり、わが国の企業の労働衛生を専門家として支えているのは、安全衛生の担当者というよりも企業や医療機関の医療職であるということがここから読み取れよう。

ク 受験者の保有する資格

受験者・保有資格

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受験者の保有する資格は、251 名の方から御回答を頂いた。「第一種放射線取扱い主任者」以下が「その他」の項目の自由回答である。

昨年と同様な結果であるが、「医師」の資格を保有している方が 69.7 %(57.1%)と7割近くとなった。これに「保健師・看護師」の 22 名(17 名)が、キの勤務内容で「医療職」と答えた方であろう。その他、医療関係では「薬剤師」が4名(3名)受けておられる。

また、衛生管理者の資格を有する方が 52 名(40 名)おられる。衛生コンサルタント試験は衛生管理者試験の上位資格という面があることが分かる。

安全コンサルタントの合格者の方も 19 名(22 名)、作業環境測定士が 13 名(16 名)おられ、これらの受験者は労働安全衛生の専門家の方と思われる。

また、法律関係の資格ではm社会保険労務士が8名(6名)、行政書士が6名(2名)の他、弁護士が1名(1名)おられる。労働衛生コンサルタント試験は、法律関係の士業の多角経営の手段ともなっており、幅広い分野からの受験者がおられるようだ。


(2)労働衛生一般

ア 試験区分

受験者・試験区分

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試験区分は、保健衛生が 65.3 %(52.1 %)、労働衛生工学が 34.7 %(47.9%)であった。労働衛生法令より労働衛生工学の比率が高いのは、労働衛生工学を受ける受験者はその保有資格によって労働衛生一般の免除を受けることができる方が少ないからである。

イ 合格までの学習時間

受験者・学習時間

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合格までの学習時間は 100 名の方に御回答を頂いている。労働衛生法令よりもかなり長い。100時間以内が29.0 %(32.8 %)で、200時間以内で 65.0 %(56.7%)となる。27.0 %(35.8%)の方が200時間を超える学習時間をとっておられる。また、一概に言えないと答えた方が 8.0 %(7.5 %)おられるが、これは仕事と受験勉強の区別がつかないということもあるのだろう。仕事のための学習がそのまま受験勉強につながっているということだと思う。

ウ 受験者の年齢

受験者・年齢

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年齢は 98 名の方に御回答を頂いている。労働衛生一般は 20 代の方が 8.2 %(1.5%)と急増した。30代の方の割合は 21.4 %(10.8%)と急増したが労働衛生法令に比較すればかなり低い。若い受験生が少ないが、医師の受験者が免除を受ける比率が高いことが関係しているのだろうか。なお、40代が 25.5 %(32.3%)、50代が 28.6 %(23.1%)と2022年度からかなりの変動がみられる。

一方、60代方が 15.3 %(30.8%)、70代以上の方が 1.0 %(1.5%)と高年齢の方の比率は労働衛生法令よりも高い。この理由はよく分からない。

エ 受験者のジェンダー(性別)

受験者・ジェンダー(性別)

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ジェンダー(性別)は 98 名の方に御回答を頂いている。男性が 79.6 %(87.3 %)とほぼ8割近いが、2021年度からは3年連続で減少している。労働衛生法令よりも男性の比率が高いのは、単純に労働衛生工学の比率が高いからであろう。産業保健の分野に比して労働衛生工学の分野は、さらに女性の進出は進んでいないのである。

女性は 20.4 %(12.7%)と2022年度からほぼ倍増して2割強となった。その他と回答した方は、2021年以降一人もおられなかった。

オ 労働安全衛生業務の経験

受験者・労働安全衛生業務の経験

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労働安全衛生業務の経験は 99 名の方に御回答を頂いている。回答は、「なし」から「20年以上」までばらついている。

「なし」は 19.2 %(9.5 %)、「3年未満」は 13.1 %(9.5 %)と未経験の方の受験者が2021年から2年連続で増加している。化学物質管理専門家の要件に労働衛生コンサルタント(労働衛生工学)が認められたことが影響しているのかもしれない。なお、「3年以上6年未満」が 17.2 %(14.3 %)、「6年以上10年未満」が 9.1 %(15.9 %)である。最も多かったのは「10年以上20年未満」で 26.3 %(31.7 %)、「20年以上」が 12.1 %(15.9%)と、かなりの実務経験のあるベテランの方が多く受験しておられるが、全体に経験年数は短くなっているようだ。

カ 所属事業場の業種

受験者・所属事業場の業種

図をクリックすると拡大します

所属事業場の業種は 98 名の方に御回答を頂いている。なお、「作業環境測定機関」までは通常の選択肢で、「医療」以下は「その他」の項目の自由回答に記載された内容である。とくに修正せずにそのまま記載している。

「保健衛生業(病院・社会福祉施設・その他保健衛生)」が最も多く 36.7 %を占めている。これに次いで「製造業」が 24.5 %となった。これに次いで「政府機関・地方自治体・独立行政法人・その他公務」が 8.2 %、「コンサルティング(社労士事務所、行政書士事務所、コンサルタント事務所等)」が 7.1 %を占めた。なお、「建設業」が 5.1 %となっている。

キ 受験者の勤務内容

受験者・勤務内容

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勤務内容は、62名の方から御回答を頂いた。こちらは、「毒性試験」以下が「その他」の項目の自由回答である。

「医療職」は24.2%(8.2%)と急増した。一方、「労働安全衛生」は24.2%(51.0%)と激減している。製造業、建設業で労働安全衛生に携わっておられる方たちであろう。また「人事・労務」が9.7%(8.2%)おられる。

他は「専門・技術職」が(16.3%)、「管理業務」が(6.1%)であった。

ク 受験者の保有する資格

受験者・保有資格

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受験者の保有する資格は、99 名の方から御回答を頂いた。「弁護士」以下が「その他」の項目の自由回答である。

「医師」は 36.4 %(20.6 %)と2021年から2年連続で急増した。労働衛生法令では「医師」は半数を超えているので、医師の多くは労働衛生一般について免除を受けているものの、免除を受ける医師の方が少なくなったものと思われる。「歯科医師」、「保健師・看護師」のうち保健師と「薬剤師」の受験者は免除を受けている方が多いようだ。

また、「衛生管理者」の資格を有する方が 46 名(27 名)おられる。労働衛生法令よりかなり多い。

安全コンサルタントの合格者の方も 17 名(23名)、作業環境測定士が 21 名(16 名)おられる。これらの受験者は労働安全衛生の専門家の方と思われる。


4 最後に

パソコンをチェックする女性

※ イメージ図(©photoAC)

受験者に関するこのアンケート調査の結果からは、その年齢の高さと経験年数の長さから、労働安全という職能分野のグループは、短期間では育成が困難な専門家の集団だということが分かる。

現時点では、社会福祉・医療保健業と製造業に集中しているが、他の業種でも職能グループが育ってくることが強く望まれる。また、医師以外の様々な経験を有する専門家の参入が期待される。

また、労働安全分野ほどではないが、労働衛生の分野でも男性に集中している。かつては、女性保護の立場から、女性の参入しにくい分野だったのかもしれない。しかし、近年では女性が危険・有害な職種に就くことも増えており、女性保護の観点からも、女性の感性を有する専門家の参入が望まれる。


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