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混合物の管理について
みなさま

お教えいただきたいことがあります。
化学物質を少量多品種を管理・使用する機関の管理担当者です(文系出身化学物質は専門でなくよくわからない)。

ボンドや塗料などの混合物も課化学物質の自律的管理への転換の一環で管理が必要なようにとらえています。
とはいえ、一般の生活の用に供するモノもどこまで果たして登録する必要があるのか悩んでいます。

有害性・危険性から使用者を守るためという点から混合物の官管理をするならば、その化学物質使用を定常/非定常ということからシステムに登録して管理することを検討してはどうかとも思案中です。

この定常/非定常をISOの中で定義されているとちらっと耳にしたのですが、具体的にどんなことかをお教えいただきたく、お願いいたします。
投稿者:化学物質管理悩み中 投稿日時:2024/09/18(Wed) 15:06 No.581 [返信]
Re:[579] 粉体の手袋耐透過性
Hugh様

詳細な機構は分かりませんが、蒸気圧を有する固体であれば、空気雰囲気と固体表面との間で物質の出入りがあるということなので、保護手袋の表面に付着した場合にも、分子が飛び出して吸着・透過する可能性があるということかと思います。

> ケミテック様
>
> ありがとうございます。私もなぜ粉体で経皮レベルが高くなるのだろうと
> 不思議に思って破過時間等を確認したりもしました。
> ただ、粉体がどのような仕組みで手袋を透過するのか想像つかず、
> しかも全て二重丸なので破過はしないのでは??と思ってしまいました。
> 一部、昇華等により、、、となっていますが、水溶液の状態では
> どのみち透過しないのでは??とか考えると疑問だらけになって
> 先に進めていない感じです。
>
> Hugh
>
>
> > Hugh様
> >
> > 一点、気がかりな箇所があったのでコメントします。
> >
> > >粉体ですので手袋の材質に関わらず浸透はしてこないだろう
> >
> > ですが、有機粉体について、手袋素材の破過時間が測定されているケースがあるため、適した手袋素材を選定・着用する必要があると思います。
> > 厚労省の耐透過性能一覧表にも
> > 3、3'-ジメチルベンシジン(119-93-7)
> > のデータが掲載されていますので、測定されているはずです。幸い、多くの素材が適合しているようですが、発がん性の恐れのある物質ですので、吸入ばく露も含めて十分なばく露防止対策が必要かと思います。
> >
> > > こんにちは。私の頭が凝り固まっているせいか、
> > > ちょっとわからなくなったので皆様のご意見を聞きたく。
> > >
> > > クリエイトシンプルで3、3'-ジメチルベンシジン(119-93-7)という物質を評価してみました。
> > > この物質は粉体です。
> > > 粉体ですので手袋の材質に関わらず浸透はしてこないだろうということで、
> > > リスク低減対策を「耐透過性・耐浸透性の手袋を着用している」を選択したところ、
> > > 経皮吸収レベルがⅢでした。
> > >
> > > そこで疑問におもったのですが、粉体(個体)の場合、
> > > 傷やピンホールがないことを前提とすると
> > > クリエイトシンプルは単純に数値の計算結果を出しているだけかと
> > > 思いますので数値上はリスクが高く出たとしても
> > > 何かしら防護手袋をしておれば経皮吸収リスクは低いと評価して
> > > 良いのかどうかというものです。
> > >
> > > いかがでしょうか?
> > > 宜しくお願いいたします。
投稿者:ケミテック 投稿日時:2024/09/13(Fri) 19:43 No.580 [返信]
Re:[578] 粉体の手袋耐透過性
ケミテック様

ありがとうございます。私もなぜ粉体で経皮レベルが高くなるのだろうと
不思議に思って破過時間等を確認したりもしました。
ただ、粉体がどのような仕組みで手袋を透過するのか想像つかず、
しかも全て二重丸なので破過はしないのでは??と思ってしまいました。
一部、昇華等により、、、となっていますが、水溶液の状態では
どのみち透過しないのでは??とか考えると疑問だらけになって
先に進めていない感じです。

Hugh


> Hugh様
>
> 一点、気がかりな箇所があったのでコメントします。
>
> >粉体ですので手袋の材質に関わらず浸透はしてこないだろう
>
> ですが、有機粉体について、手袋素材の破過時間が測定されているケースがあるため、適した手袋素材を選定・着用する必要があると思います。
> 厚労省の耐透過性能一覧表にも
> 3、3'-ジメチルベンシジン(119-93-7)
> のデータが掲載されていますので、測定されているはずです。幸い、多くの素材が適合しているようですが、発がん性の恐れのある物質ですので、吸入ばく露も含めて十分なばく露防止対策が必要かと思います。
>
> > こんにちは。私の頭が凝り固まっているせいか、
> > ちょっとわからなくなったので皆様のご意見を聞きたく。
> >
> > クリエイトシンプルで3、3'-ジメチルベンシジン(119-93-7)という物質を評価してみました。
> > この物質は粉体です。
> > 粉体ですので手袋の材質に関わらず浸透はしてこないだろうということで、
> > リスク低減対策を「耐透過性・耐浸透性の手袋を着用している」を選択したところ、
> > 経皮吸収レベルがⅢでした。
> >
> > そこで疑問におもったのですが、粉体(個体)の場合、
> > 傷やピンホールがないことを前提とすると
> > クリエイトシンプルは単純に数値の計算結果を出しているだけかと
> > 思いますので数値上はリスクが高く出たとしても
> > 何かしら防護手袋をしておれば経皮吸収リスクは低いと評価して
> > 良いのかどうかというものです。
> >
> > いかがでしょうか?
> > 宜しくお願いいたします。
投稿者:Hugh 投稿日時:2024/09/13(Fri) 11:12 No.579 [返信]
Re:[577] 粉体の手袋耐透過性
Hugh様

一点、気がかりな箇所があったのでコメントします。

>粉体ですので手袋の材質に関わらず浸透はしてこないだろう

ですが、有機粉体について、手袋素材の破過時間が測定されているケースがあるため、適した手袋素材を選定・着用する必要があると思います。
厚労省の耐透過性能一覧表にも
3、3'-ジメチルベンシジン(119-93-7)
のデータが掲載されていますので、測定されているはずです。幸い、多くの素材が適合しているようですが、発がん性の恐れのある物質ですので、吸入ばく露も含めて十分なばく露防止対策が必要かと思います。

> こんにちは。私の頭が凝り固まっているせいか、
> ちょっとわからなくなったので皆様のご意見を聞きたく。
>
> クリエイトシンプルで3、3'-ジメチルベンシジン(119-93-7)という物質を評価してみました。
> この物質は粉体です。
> 粉体ですので手袋の材質に関わらず浸透はしてこないだろうということで、
> リスク低減対策を「耐透過性・耐浸透性の手袋を着用している」を選択したところ、
> 経皮吸収レベルがⅢでした。
>
> そこで疑問におもったのですが、粉体(個体)の場合、
> 傷やピンホールがないことを前提とすると
> クリエイトシンプルは単純に数値の計算結果を出しているだけかと
> 思いますので数値上はリスクが高く出たとしても
> 何かしら防護手袋をしておれば経皮吸収リスクは低いと評価して
> 良いのかどうかというものです。
>
> いかがでしょうか?
> 宜しくお願いいたします。
投稿者:ケミテック 投稿日時:2024/09/12(Thu) 19:07 No.578 [返信]
粉体の手袋耐透過性
こんにちは。私の頭が凝り固まっているせいか、
ちょっとわからなくなったので皆様のご意見を聞きたく。

クリエイトシンプルで3、3'-ジメチルベンシジン(119-93-7)という物質を評価してみました。
この物質は粉体です。
粉体ですので手袋の材質に関わらず浸透はしてこないだろうということで、
リスク低減対策を「耐透過性・耐浸透性の手袋を着用している」を選択したところ、
経皮吸収レベルがⅢでした。

そこで疑問におもったのですが、粉体(個体)の場合、
傷やピンホールがないことを前提とすると
クリエイトシンプルは単純に数値の計算結果を出しているだけかと
思いますので数値上はリスクが高く出たとしても
何かしら防護手袋をしておれば経皮吸収リスクは低いと評価して
良いのかどうかというものです。

いかがでしょうか?
宜しくお願いいたします。
投稿者:Hugh 投稿日時:2024/09/11(Wed) 10:50 No.577 [返信]
Re:[575] クリエイトシンプルの結果と確認測定
柳川様
ありがとうございます。
まあ正直、まだ確認測定の経験がないのでいざやるとなっても困る状況ではありますが…。
> > クリエイトシンプルによるリスクアセスメント結果で、8時間濃度基準値の1/2を超えると判断された場合(リスクレベルⅡ-B)、確認測定を実施する必要がありますが、
> > その前の段階の、クリエイトシンプル上の低減策検討時に、呼吸用保護具の着用を選択するのは誤りでしょうか。
>
> 誤りではないというのが行政の判断です。ただ、どの保護具を選ぶかについては、本来必要なものよりも防護係数の高いものを選ぶことにはなるでしょう。
> また、保護具の着用は、リスクアセスメントの結果に対する対策の優先順位は低いということは認識しておくべきです。
>
>
> > 呼吸用保護具なしでⅡ-B以上の高リスクである→作業者の呼吸域での確認測定を行う→確認結果から、有効な呼吸用保護具を選定する、が正解でしょうか。
>
> その方が、保護具の防護係数の小さなものを選ぶことができることにはなるでしょう(たぶん)。
>
> > 場合によっては、反対に、確認測定結果より、リスクはクリエイトシンプル結果より低いと判断され、呼吸用保護具の必要なしと判断できるケースもある訳でしょうか。
>
> あり得ます。健康診断を行って、異常が出たので精密検査を行ったら、何もなかったというのと同じようなものでしょう。
>
> > (根本的に誤解、理解不足の点があったら申し訳ありません)
投稿者:TYPE2000NER 投稿日時:2024/09/03(Tue) 06:51 No.576 [返信]
Re:[574] クリエイトシンプルの結果と確認測定
> クリエイトシンプルによるリスクアセスメント結果で、8時間濃度基準値の1/2を超えると判断された場合(リスクレベルⅡ-B)、確認測定を実施する必要がありますが、
> その前の段階の、クリエイトシンプル上の低減策検討時に、呼吸用保護具の着用を選択するのは誤りでしょうか。

誤りではないというのが行政の判断です。ただ、どの保護具を選ぶかについては、本来必要なものよりも防護係数の高いものを選ぶことにはなるでしょう。
また、保護具の着用は、リスクアセスメントの結果に対する対策の優先順位は低いということは認識しておくべきです。


> 呼吸用保護具なしでⅡ-B以上の高リスクである→作業者の呼吸域での確認測定を行う→確認結果から、有効な呼吸用保護具を選定する、が正解でしょうか。

その方が、保護具の防護係数の小さなものを選ぶことができることにはなるでしょう(たぶん)。

> 場合によっては、反対に、確認測定結果より、リスクはクリエイトシンプル結果より低いと判断され、呼吸用保護具の必要なしと判断できるケースもある訳でしょうか。

あり得ます。健康診断を行って、異常が出たので精密検査を行ったら、何もなかったというのと同じようなものでしょう。

> (根本的に誤解、理解不足の点があったら申し訳ありません)
投稿者:柳川行雄 投稿日時:2024/08/30(Fri) 21:29 No.575 [返信]
クリエイトシンプルの結果と確認測定
クリエイトシンプルによるリスクアセスメント結果で、8時間濃度基準値の1/2を超えると判断された場合(リスクレベルⅡ-B)、確認測定を実施する必要がありますが、
その前の段階の、クリエイトシンプル上の低減策検討時に、呼吸用保護具の着用を選択するのは誤りでしょうか。
呼吸用保護具なしでⅡ-B以上の高リスクである→作業者の呼吸域での確認測定を行う→確認結果から、有効な呼吸用保護具を選定する、が正解でしょうか。
場合によっては、反対に、確認測定結果より、リスクはクリエイトシンプル結果より低いと判断され、呼吸用保護具の必要なしと判断できるケースもある訳でしょうか。
(根本的に誤解、理解不足の点があったら申し訳ありません)
投稿者:TYPE2000NER 投稿日時:2024/08/30(Fri) 12:01 No.574 [返信]
Re:[572] 2024年度リスクコミュニケーションの実施
柳川様
ありがとうございます。

> 議事録も資料も3回とも公開されます。
>
> ただ、議事録は実際に話された言葉よりも微妙に変わっていることはあるようですね。
投稿者:TYPE2000NER 投稿日時:2024/08/20(Tue) 07:04 No.573 [返信]
Re:[571] 2024年度リスクコミュニケーションの実施
議事録も資料も3回とも公開されます。

ただ、議事録は実際に話された言葉よりも微妙に変わっていることはあるようですね。


> 全3回との事ですが、各回の交換会の内容は、後日に公表される物なのでしょうか(通例として)

> > 厚生労働省の2024年度「皮膚障害等防止用保護具の適切な選択に係る普及・啓発事業」で、今年のリスコミは、「化学物質の皮膚障害防止に有効な保護具の選択等に関するリスクコミュニケーション(意見交換会)」として開催されるようです。
投稿者:柳川行雄 投稿日時:2024/08/19(Mon) 17:24 No.572 [返信]

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