【サイト内検索】
【外部リンク】
問18 厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」に基づく、重量物取扱い作業における腰痛予防対策に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)著しく重心の偏っている荷物は、その旨を明示する。
(2)労働者全員に腰部保護ベルトを使用させる。
(3)満 18 歳以上の男性労働者が人力のみにより取り扱う物の重量は、体重のおおむね 40 %以下とする。
(4)床面などから荷物を持ち上げる場合には、片足を少し前に出し、膝を曲げ、腰を十分に降ろして当該荷物をかかえ、膝を伸ばすことによって立ち上がるようにする。
(5)当該作業に配置する際及びその後6か月以内ごとに1回、定期に、腰痛の健康診断を実施する。
※ イメージ図(©photoAC)
このページは、試験協会が2026年4月に公表した第2種衛生管理者試験問題の解説を行っています。
解説文中の法令の名称等は、適宜、略語を用いています。
他の問題の解説をご覧になる場合は、下表の左欄、グローバルナビの「安全衛生試験の支援」又は「パンくずリスト」をご利用ください。
柳川に著作権があることにご留意ください。
| 2026年4月公表問題 | 問18 | 難易度 | 腰痛予防対策指針に関する基本的な知識問題。頻出事項であり確実に正答できなければならない。 |
|---|---|---|---|
| 腰痛予防対策指針 | 3 |
問18 厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」に基づく、重量物取扱い作業における腰痛予防対策に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)著しく重心の偏っている荷物は、その旨を明示する。
(2)労働者全員に腰部保護ベルトを使用させる。
(3)満 18 歳以上の男性労働者が人力のみにより取り扱う物の重量は、体重のおおむね 40 %以下とする。
(4)床面などから荷物を持ち上げる場合には、片足を少し前に出し、膝を曲げ、腰を十分に降ろして当該荷物をかかえ、膝を伸ばすことによって立ち上がるようにする。
(5)当該作業に配置する際及びその後6か月以内ごとに1回、定期に、腰痛の健康診断を実施する。
正答(2)
【解説】
本問は、問題文から明らかなように、職場における腰痛予防対策指針(以下、本問の解説中において「指針」という。)からの出題である。
指針の、基本的なところは押さえておくようにしたい。なお、指針は、2013年(平成25年)6月に改訂(2020 年(令和2年)に一部改正)されているが、検索すると古い指針がヒットすることがあるので留意すること。
(1)正しい。指針の「作業態様別の対策」の「1 重量物取扱い作業」の項で、「実際の重量が、外見とは大きく異なり、誤った力の入れ方、荷物の反動等により、腰部に予期せぬ負担が発生し、腰痛を引き起こすことがある。取り扱う荷物の重量を表示することにより、労働者が、あらかじめ当該荷物の重量を知り、持ち上げる等の動作に当たり、適切な構えで行うことが可能となる」されている。
(2)誤り。指針は、「腰部保護ベルトは、個人により効果が異なるため、一律に使用するのではなく、個人毎に効果を確認してから使用の適否を判断すること」としている。腰痛予防ベルトは、取り扱いを誤ると、かえって腰痛のリスクを増すことがあることに留意するべきである。
(3)正しい。指針の「作業態様別の対策」の「1 重量物取扱い作業」の項では、「満 18 歳以上の男子労働者が人力のみにより取り扱う物の重量は、体重のおおむね 40 %以下となるように努めることと」されている。
(4)正しい。指針の「作業態様別の対策」の「1 重量物取扱い作業」の項では、「床面等から荷物を持ち上げる場合には、片足を少し前に出し、膝を曲げ、腰を十分に降ろして当該荷物をかかえ、膝を伸ばすことによって立ち上がるようにすること」とされている。
(5)正しい。指針は「重量物取扱い作業、介護・看護作業等腰部に著しい負担のかかる作業に常時従事する労働者に対しては、当該作業に配置する際及びその後6月以内ごとに1回、定期に、(中略)医師による腰痛の健康診断を実施すること」とされている。
特殊健康診断は、通達によるものであっても6月以内ごとに1回とされているものが多い。覚えるときは、6月以内ごとに1回となっていないものを覚えるようにすると効率が良い。





