第1種衛生管理者試験 2026年04月公表 問37

神経系の働き

問題文

学習する女性

※ イメージ図(©photoAC)

 このページは、試験協会が2026年4月に公表した第1種衛生管理者試験問題の解説を行っています。

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2026年04月公表問題 問37 難易度 神経系の役割に関する基本的な知識問題である。確実に正答できなければならない。
神経系の役割

問37 神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)神経細胞の細胞体が集合しているところを、中枢神経系では神経節といい、末しょう神経系では神経核という。

(2)中枢神経系は、脳と脊髄から成る。

(3)有髄神経線維は、無髄神経線維よりも神経伝導速度が速い。

(4)交感神経と副交感神経は、同一器官に分布していても、その作用はほぼ正反対である。

(5)大脳の外側の皮質は、感覚、思考などの作用を支配する中枢として機能する。

正答(1)

【解説】

(1)誤り。神経細胞の細胞体が集合しているところを、中枢神経系では神経核といい、末梢しょう神経系では神経節という。神経節と神経核の説明が逆になっている。

(2)正しい。神経系とは生体内の情報処理と情報伝達のための機関である。ヒトの神経系は中枢神経系と末梢神経系に大別され、中枢神経系とは脳と脊髄である。

(3)正しい。神経の髄鞘は、他の神経細胞との混線を防ぐとともに、神経伝達速度を速める役割を持っている。髄鞘は、ところどころにくびれ(隙間)があるが、神経の信号(インパルス)は、このくびれからくびれへと伝わる。この仕組みにより、髄鞘のある神経(有髄神経線維)では、髄鞘を持たない神経(無髄神経線維)より伝達速度が速い。

(4)正しい。自律神経は交感神経系と副交感神経に分けられる。交感神経は外敵に襲われた場合などに、身体の機能をより活動的に調節する働きがあり、副交感神経は逆に身体をリラックスさせる働きがある。

(5)正しい。本肢に記述されている通りである。

2026年07月20日執筆