第1種衛生管理者試験 2026年04月公表 問20

有害化学物質の生物学的モニタリング指標

問題文

学習する女性

※ イメージ図(©photoAC)

 このページは、試験協会が2026年4月に公表した第1種衛生管理者試験問題の解説を行っています。

 解説文中の法令の名称等は、適宜、略語を用いています。

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2026年04月公表問題 問20 難易度 特殊健康診断に関する基本的な知識問題である。過去問を学習していれば正答可能な問題。
特殊健康診断

問20 有害化学物質とその生物学的モニタリングの指標として用いられる尿中の代謝物等との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。

(1) ・・・ デルタアミノレブリン酸
(2) スチレン ・・・ 馬尿酸
(3) キシレン ・・・ メチル馬尿酸
(4) ノルマルヘキサン ・・・ 2,5-ヘキサンジオン
(5) トリクロロエチレン ・・・ トリクロロ酢酸

正答(2)

【解説】

化学物質ばく露後の代謝物は、生物学的モニタリングのばく露指標となる。化学物質とばく露指標の組合せは、基本的な衛生管理者の教科書には必ず記されている。これは語呂合わせでよいから、覚えておこう。

次表に示すように、スチレンの生物学的モニタリング指標は尿中マンデル酸であり、馬尿酸ではない。従って(2)が正答となる。

物質名 ばく露指標(特殊健康診断の検査内容)
トルエン 尿中馬尿酸
キシレン 尿中メチル馬尿酸
スチレン 尿中マンデル酸
テトラクロルエチレン 尿中トリクロル酢酸又は総三塩化物
1.1.1-トリクロルエタン
トリクロルエチレン
N.N-ジメチルホルムアミド 尿中N-メチルホルムアミド
ノルマルヘキサン 尿中2,5-ヘキサンジオン
血液中鉛、尿中デルタアミノレブリン酸
2026年07月18日執筆