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労働衛生一般 過去問 出題範囲 一覧

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政府による圧力

労働衛生コンサルタント試験の労働衛生一般の過去問の出題範囲を一覧表にして示しています。

一覧表は別ファイル「表:労働衛生一般の過去問出題範囲」にしています。かなり大きな表ですので、できるだけパソコンでご覧になることをお勧めします。



1 はじめに

執筆日時:

最終修正:

(1)過去問の重要性

本稿は、労働衛生コンサルタント試験を受験しようとされている方のために、過去の「労働衛生一般」の過去問の出題範囲を一覧形式にまとめたものである。

実は受験したときまで、私は、「労働衛生一般」の過去問には受験対策という意味では、あまり価値はないと思っていた。しかし、このサイトのために過去10年間の問題を解いてみてそれは必ずしも正しくないと気付いた。

やはり過去問を解くことは重要な価値があるのだ。まず、過去問は出題傾向を判断する材料という意味で役に立つのである。また、いくつかの問題については、過去問の内容を理解しておくことで正答できるのだ。例えば、作業環境測定の評価や、安全管理組織のライン型とスタッフ型など繰り返して問われているものもあり、同様の過去問の内容を理解しておけば正答できるのである。

そこで、受験者のために、各年毎の試験問題の出題範囲を一覧形式にしてみた。ただし、正答の肢についてのみ記したので、読者は他の肢については、当サイトの「労働衛生コンサルタント試験 労働衛生一般」から各年の問題を参照して頂きたい。


(2)最近の出題の傾向

ア 出題範囲

労働衛生一般の出題範囲をまとめた3の表をご覧になって頂ければわかるが、どの範囲から何問出題されるかについて、毎年、若干の変更はあるもののそれほど大きく変わるわけではない。

特徴的なこととしては、ここ数年について以下のことが挙げられるかもしれない。これらは出題者が重要だと考えているのであろう。それほど難しい問題が出るわけではないので、確実に抑えておくようにしたい。

  • ① 電離放射線関連、高気圧障害(潜水作業を含む)、熱中症対策、腰痛予防対策指針、作業姿勢や作業負荷、酸素欠乏症等、局所排気装置、労働衛生保護具、安全衛生教育推進要綱、OSHMS指針からそれぞれ1問出題があること。
  • ② リスクアセスメント指針は、2016年までは一般のリスクアセスメント指針が出題されていたが、2017年以降は化学物質リスクアセスメント指針が出題されている。
  • ③ 振動障害防止対策と騒音による障害防止対策など、どちらかが出題される(2016年以降は1年おき)ものがあること。
  • ④ 個々の対策が労働衛生の3管理の何に該当するかや、ライン型スタッフ型管理組織の特徴など、繰り返して問われる問題があること。
  • ⑤ 個々の化学物質による職業性疾病や、化学物質ごとの健診項目などが問われること。

イ 出題範囲ごとの難易度

 労働衛生一般で特徴的なことは、同じ出題範囲でも、年によって難易度が急変する傾向があることだろう。他の科目では、出題範囲ごとの難易度は例年、あまり変化しないのだが。

 例えば、労働衛生生理や、GHSなど、難易度が極端に変わるのである。


2 労働衛生一般過去問出題範囲の一覧

労働衛生コンサルタント試験の労働衛生一般の過去問がどの範囲から出題されているかの一覧表を示します。かなり、大きな表ですので、別ファイルに示していますが、パソコンで閲覧することをお勧めします。

表:労働衛生一般の過去問出題範囲一覧

3 労働衛生一般の過去問の利用方法

(1)過去問で問われた内容の把握

コンサルタント試験では過去問とまったく同じ肢が出題されるということは(めったに)ないが、過去に出題された内容について理解するだけでも、2~3割程度は正答できると思う。

例えば、個々の対策が労働衛生の3管理の何に該当するかや、ライン型スタッフ型管理組織の特徴、ヒューム・粉じん・ミストの違い、防じんマスクの選定の基準など、繰り返して出題されている。しかも、その意味さえ分かっていれば確実に解けるような問題ばかりなのである。

従って、過去問は、極端に細かな内容を問うているもの以外は、過去10年間のすべての問題のすべての肢について、自らの力で解けるようにしておいた方が良い。


(2)出題傾向の分析

ア 出題傾向分析の重要性

 また、出題傾向を十分に把握した上で、学習にとりかかることで、学習の効率を上げることができるのである。この試験にチャレンジされる方は、職場では働き盛りで長時間の残業がある年代の方が多いだろうし、家庭でも子育て(孫育て?)に励んでおられる方も多いと思われる。受験の学習のために十分な時間が確保できる状況にある方はそう多くはないだろう。

 労働衛生という分野は、化学物質・振動・高気圧・熱などによる労働災害防止、メンタルヘルスを含む生活習慣病対策、労働衛生生理、職場の労働衛生管理体制、安全衛生教育など、きわめて範囲の広い知識が必要になる。そうなると、やみくもに学習をしようとしても合格はおぼつかない。効率的な学習をする必要があるのだ。

 私自身、このサイトのコンテンツの作成のために、(合格後に)5年かけて10年分の試験問題を解いてみたが、インターネットの助けを借りながらであってさえ、解答にかなり時間のかかるものもあった。すべて、完璧な知識を持って回答することは困難だろう。

 そのため、受験勉強を開始する前に、過去5年分(本サイトに掲示されている問題の半分)の試験問題と解説をざっと読まれて、出題傾向を把握しておくことをお勧めする。なお、最終的には10年分すべてについて学習されることをお勧めする。

イ 出題傾向のヒント

 なお、10年分を解こうというときには、レベルが1又は5になっているようなものは、自分の得意分野でない限り思い切って捨ててしまっても良いかもしれない。レベル1のものは常識で解けるし、5のものはあまりにも学習効率が悪くなるからだ。

 その上で、まず、例年出題されているもの、いくつか例を挙げれば、衛生管理体制、作業環境測定の評価方法、労働衛生保護具の特徴などについての基本的な知識を身に着けるようにする。

 次に、例年出題されている行政のいくつかの指針類について、その基本的な考え方と内容を覚える。振動病対策、腰痛予防対策、労働衛生保護具、メンタルヘルス、健康診断事後措置などについての指針類の基本は確実に答えられるようにしておく。

 最後に、機械設備による安全について、適切な参考書を用いてかなり詳細な学習をしておく。


(3)最後に

最近の衛生コンサルタント試験は、できるだけ労働衛生一般で高得点を取らないと合格はおぼつかない。というのは、労働衛生法令が、かなり細かな点を問われることが多くなっているからである。専門家でさえ、ここまでは知らないだろうと思えるような問題が出されるのである。そのため、労働衛生一般で高得点を取る必要があるのだ。

おそらく、このコンテンツをご覧になっておられる方は、労働衛生コンサルタント試験の受験を検討しておられるか、現に受験勉強に入られた方だと思う。読者の方が、効率の良い受験勉強をされて、一日も早い合格をされることを願いたい。




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