衛生管理者試験未公表問の解説(1種)

騒音性難聴




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 このページでは、衛生管理者試験(第1種)に出題された問題で、過去の公表問になかったとして、当サイトの掲示板に情報を頂いた設問に対する解説を行っています。

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2022年03月04日執筆

当サイトの掲示板に情報があった「騒音性難聴」に関する問についての解説です。

  • 【問】騒音性難聴は伝音性と感音性のいずれか。(2022年02月:2/8関東様より)

    • 【解説及び解答例】
      伝音性難聴とは、外耳道、鼓膜、耳小骨など伝音系の障害による難聴であり、音を大きくする補聴器によって音を聞くことができる。
      一方、感音性難聴とは、蝸牛から中枢神経系(聴神経)、聴皮質に至るまでの障害による難聴である。治療による回復は難しく、補聴器によって聴力を補うことも困難である。騒音による難聴は、蝸牛内のコルチ器の損傷によるもので、感音性難聴に属する。
      なお、混合性難聴という、伝音性難聴と感音性難聴の双方の機能障害が重なる難聴もみられる。
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