第2種衛生管理者試験 2026年4月公表 問24

肝臓の機能

問題文

学習する男性

※ イメージ図(©photoAC)

 このページは、試験協会が2026年4月に公表した第2種衛生管理者試験問題の解説を行っています。

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2026年04月公表問題 問24 難易度 肝臓の機能に関する基本的な知識問題。ほぼ過去問の知識で正答できる。
肝臓の機能

問24 肝臓の機能として、誤っているものは次のうちどれか。

(1)コレステロールを合成する。

(2)尿素を合成する。

(3)ヘモグロビンを合成する。

(4)血液中の身体に有害な物質を分解する。

(5)グリコーゲンを合成し、及び分解する。

正答(3)

【解説】

肝臓には、代謝、解毒、胆汁生成の3つの機能があることを覚えておこう。肝臓が担う代謝は一言で言えば、栄養素の分解・合成である。解毒作用も代謝であるが、有害性の高い化学物質をより有害性の低い物質に分解する機能である。また、胆汁には胆汁酸、ビリルビン、コレステロールが含まれている。

(1)正しい。コレステロールは、主に肝細胞の小胞体や細胞質で、脂質・糖質・タンパク質から合成される。なお、コレステロールは生体に必要なものである。

(2)正しい。哺乳類では、尿素の合成は肝臓で行われる。尿素はアンモニアより毒性が低いため、タンパク質分解産物は尿素に合成されて尿中に排出される。

(3)誤り。肝臓にヘモグロビンを合成する働きはない。 ヒトの場合はヘモグロビンは骨髄の赤血球細胞で合成される。

(4)正しい。薬物、アルコール、毒素など血液中の身体に有害な物質を分解(代謝)して無害化するのは肝臓の重要な働きである。

(5)正しい。肝臓の重要な働きであるグリコーゲンの合成及び分解は、ブドウ糖(グルコース)を余剰時に貯蔵し、不足時に供給するために行われる。グリコーゲンの合成、分解は骨格筋でも行われるが、骨格筋の働きによってグルコースが血液中に供給されることはない。

2026年07月26日執筆