第2種衛生管理者試験 2022年10月公表 問08

屋内作業場の必要な気積




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※ イメージ図(©photoAC)

 このページは、試験協会が2022年10月に公表した第2種衛生管理者試験問題の解説を行っています。

 解説文中の法令の名称等は、適宜、略語を用いています。

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2022年10月公表問題 問08 難易度 屋内作業場に必要な気積は頻出事項である。正答できなければならない。
作業場の気積

問8 ある屋内作業場の床面から4mをこえない部分の容積が 150m であり、かつ、このうちの設備の占める分の容積が 55m であるとき、法令上、常時就業させることのできる最大の労働者数は次のうちどれか。

(1)4人

(2)9人

(3)10人

(4)15人

(5)19人

正答(2)

【解説】

屋内作業場に必要な気積は、安衛則第600条により、設備の占める容積及び床面から4mをこえる高さにある空間を除き、労働者1人について、10m 以上にしなければならないと定めている。

一方、本問の屋内作業場の気積は95m (150m - 55m = 95m) であるから、常時就業させることのできる最大の労働者数は9人となる。

【労働安全衛生規則】

(気積)

第600条 事業者は、労働者を常時就業させる屋内作業場の気積を、設備の占める容積及び床面から4メートルをこえる高さにある空間を除き、労働者1人について、10立方メートル以上としなければならない。

2022年10月09日執筆