第2種衛生管理者試験 2020年4月公表 問13

WBGT(湿球黒球温度)




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合格

 このページは、試験協会が2020年4月に公表した第2種衛生管理者試験問題の解説を行っています。

 解説文中の法令の名称等は、適宜、略語を用いています。また、引用している法令は、読みやすくするために漢数字を算用数字に変更するなどの修正を行い、フリガナ、傍点等は削除しました。

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2020年04月公表問題 問13 難易度 WBGTの公式は覚えておかなければならない。確実に正答できるようにしておこう。
WBGT

問13 WBGT(湿球黒球温度)に関する次の文中の   内に入れるAからCの語句の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。

「WBGTは、労働環境において作業者が受ける暑熱環境による熱ストレスの評価を行う簡便な指標で、その値は次の式により算出される。

屋外で太陽照射のある場合:

WBGT=0.7 × A  + 0.2 × B + 0.1 × C 

屋内の場合又は屋外で太陽照射のない場合:

WBGT=0.7 × A  + 0.3 × B 

(1) 自然湿球温度   黒球温度   乾球温度
(2) 自然湿球温度    乾球温度   黒球温度
(3) 乾球温度   黒球温度   自然湿球温度
(4) 乾球温度   自然湿球温度   黒球温度
(5) 黒球温度   自然湿球温度   乾球温度

※ 画面の小さなデバイスでは問題文中の式が画面からはみ出します。スクロールして確認してください。

正答(1)

【解説】

WBGTの公式は以下のようになっている。従って(1)が正答となる。

屋外で太陽照射のある場合:

WBGT=0.7 ×自然湿球温度 + 0.2 ×黒球温度+ 0.1 ×乾球温度

屋内の場合又は屋外で太陽照射のない場合:

WBGT=0.7 ×自然湿球温度 + 0.3 ×黒球温度

2020年08月10日執筆