第2種衛生管理者試験 2019年10月公表 問12

WBGT




問題文
トップ
合格

 このページは、試験協会が2019年10月に公表した第2種衛生管理者試験問題の解説を行っています。

 解説文中の法令の名称等は、適宜、略語を用いています。また、引用している法令は、読みやすくするために漢数字を算用数字に変更するなどの修正を行い、フリガナ、傍点等は削除しました。

 他の問題の解説をご覧になる場合は、グローバルナビの「安全衛生試験の支援」か「パンくずリスト」をご利用ください。

 柳川に著作権があることにご留意ください。

2019年10月公表問題 問12 難易度 WBGTの算出方法に関する基本的な知識問題。頻出事項であり、確実に正答できなければならない。
WBGTの算出方法

問12  WBGT(湿球黒球温度)は、作業者が受ける暑熱環境による熱ストレスの評価を行うための指標として有用であるが、次のAからDの温熱要素の測定値について、屋外で太陽照射がない場合のWBGTを算出するために必要なものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。

A 乾球温度

B 自然湿球温度

C 黒球温度

D 風速

(1)A,B

(2)A,C

(3)B,C

(4)B,D

(5)C,D

正答(3)

【解説】

WBGTの公式は以下のようになっている。従って(3)が正答となる。

屋外で太陽照射のある場合:

WBGT=0.7 × 自然湿球温度 + 0.2 × 黒球温度 + 0.1 × 乾球温度

屋内の場合又は屋外で太陽照射のない場合

WBGT=0.7 × 自然湿球温度 + 0.3 × 黒球温度

2020年08月18日執筆