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問18 局所排気装置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)ダクトの形状には円形、角形などがあり、その断面積を大きくするほど、ダクトの圧力損失が増大する。
(2)フード開口部の周囲にフランジがあると、フランジがないときに比べ、気流の整流作用が増すため、大きな排風量が必要となる。
(3)スロット型フードは、発生源からの飛散速度を利用して捕捉するもので、レシーバ式フードに分類される。
(4)建築ブース型フードは、作業面を除き周りが覆われているもので、外付け式フードに分類される。
(5)ドラフトチェンバ型フードは、作業面を除き周りが覆われているもので、囲い式フードに分類される。
※ イメージ図(©photoAC)
このページは、試験協会が2026年10月に公表した第1種衛生管理者試験問題の解説を行っています。
解説文中の法令の名称等は、適宜、略語を用いています。
他の問題の解説をご覧になる場合は、下表の左欄、グローバルナビの「安全衛生試験の支援」又は「パンくずリスト」をご利用ください。
柳川に著作権があることにご留意ください。
| 2026年10月公表問題 | 問18 | 難易度 | 局所排気装置に関する基本的な知識問題である。過去問を学習していれば正答可能な問題。 |
|---|---|---|---|
| 局所排気装置 | 2 |
問18 局所排気装置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)ダクトの形状には円形、角形などがあり、その断面積を大きくするほど、ダクトの圧力損失が増大する。
(2)フード開口部の周囲にフランジがあると、フランジがないときに比べ、気流の整流作用が増すため、大きな排風量が必要となる。
(3)スロット型フードは、発生源からの飛散速度を利用して捕捉するもので、レシーバ式フードに分類される。
(4)建築ブース型フードは、作業面を除き周りが覆われているもので、外付け式フードに分類される。
(5)ドラフトチェンバ型フードは、作業面を除き周りが覆われているもので、囲い式フードに分類される。
正答(5)
【解説】
本問は、局所排気装置の基本を問うものである。局所排気装置の具体的な形状は厚生労働省の「換気」の資料を参照されたい。なお、この資料は熟読することをお勧めする。
(1)誤り。これは常識で誤りだと分かるだろう。口に細いストローを加えて息を吹き出す場合と、太いストローを咥えた場合で、どちらの方が力を要するかを考えてみればよい。その断面積を小さくすると、ダクトの圧力損失が増大するのである。なお、ダクトの形状には円形、角形などがあることは正しい。
具体的には、円形の直線ダクトの場合、圧力損失は長さに比例し直径に反比例する。
(2)誤り。フード開口部の周囲にフランジがあると、フランジがないときに比べ気流の整流作用が増すことはその通りだが、そのために逆に排風量は節約できる。そもそもフランジを付けることで排風量を小さくできるから、わざわざフランジを付けるのである。
(3)誤り。スロット型フードは、発散源(作業位置)の外側にスロット型のフードを取り付けたものである。発散源の周囲から、吸込み気流によって有害物質を吸引するものであり、外付け式のフードに分類される。
(4)誤り。建築ブース型フードは、作業面を除き周りが覆われているものであることは正しいが、このようなフードは囲い式フードに分類される。
(5)正しい。囲い式とは有害物質の発散源を囲う形状で、外付け式とは囲わない方式である。ドラフトチェンバ型フードは、囲い式に該当する。





