第1種衛生管理者試験 2026年04月公表 問40

血液(血漿、赤血球、血液型など)

問題文

学習する女性

※ イメージ図(©photoAC)

 このページは、試験協会が2026年4月に公表した第1種衛生管理者試験問題の解説を行っています。

 解説文中の法令の名称等は、適宜、略語を用いています。

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2026年04月公表問題 問40 難易度 血液に関する問題は、過去問も多く、ほとんどの肢が多少の変更を加えて使いまわされている。
血液

問40 血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)血液は、血漿しょうと有形成分から成り、血漿しょうには、アルブミン、グロブリンなどのたん白質が含まれている。

(2)赤血球は、血球の中で最も多く、全血液の体積の約 60 %を占めている。

(3)血小板は、核を持たない不定形の細胞で、血液凝固作用に関与している。

(4)出血すると、血漿しょう中のフィブリノーゲンがフィブリンに変化し、血球と結合して凝固する。

(5)ABO式血液型は、赤血球の血液型分類の一つで、A型の血清は抗B抗体を持つ。

正答(2)

【解説】

(1)正しい。血液は、液体成分である血漿と、有形成分である血球(細胞成分:赤血球、白血球、血小板)からなっている。

そして、血漿中の蛋たん白質にはアルブミンとグロブリンを含んでおり、アルブミンは血液浸透圧の維持に関与し、グロブリンは免疫物質の抗体を含む。

(2)誤り。ヘマトクリットの健診の基準値は、男性では 40~52 %、女性では 33~45 %程度である。

※ ヘマトクリットとは、血液中の全ての血球の体積の割合を示す数値であるが、血球の96%は赤血球なので、血液中に占める赤血球の容積の割合と考えてよい。

(3)正しい。血小板は、血管壁が損傷したときにその傷口をふさぐ役割を有する。

(4)正しい。フィブリノーゲンからフィブリン・モノマーが作られ、それが重合して繊維素となったものがフィブリンである。血液の凝固反応とは、フィブリノーゲンがフィブリンに変化する現象である。

(5)正しい。ABO式血液型は、赤血球の血液型分類の一つで、血清中には、A型は抗B、B型は抗A、O型は抗Aと抗Bの抗体を持つ。

2026年07月20日執筆