第1種衛生管理者試験 2026年04月公表 問12

化学物質等による疾病のリスクの低減措置

問題文

学習する女性

※ イメージ図(©photoAC)

 このページは、試験協会が2026年4月に公表した第1種衛生管理者試験問題の解説を行っています。

 解説文中の法令の名称等は、適宜、略語を用いています。

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2026年04月公表問題 問11 リスク低減措置については過去の出題例があり、自律的管理の中で重要性は増す。確実に正答したい問題。
リスク低減措置

問12 化学物質等による疾病のリスクの低減措置について、法令に定められた措置以外の措置を検討する場合、優先度の最も高いものは次のうちどれか。

(1)作業手順の改善

(2)化学物質等に係る機械設備等の密閉化

(3)危険性又は有害性のより低い物質への代替

(4)化学物質等の有害性に応じた有効な保護具の使用

(5)化学物質等に係る機械設備等への局所排気装置の設置

正答(3)

【解説】

2015年(平成27年)9月18日基発0918第3号「化学物質等による危険性又は有害性等の調査等に関する指針について」の別添2「化学物質等による危険性又は有害性等の調査等に関する指針」についての問いである。

指針の10の(1)には、対策の優先順位として、次のように記されている。

 危険性又は有害性のより低い物質への代替、化学反応のプロセス等の運転条件の変更、取り扱う化学物質等の形状の変更等又はこれらの併用によるリスクの低減

 化学物質等に係る機械設備等の防爆構造化、安全装置の二重化等の工学的対策又は化学物質等に係る機械設備等の密閉化、局所排気装置の設置等の衛生工学的対策

 作業手順の改善、立入禁止等の管理的対策

 化学物質等の有害性に応じた有効な保護具の使用

(1)作業手順の改善は、指針のウに該当する。従って順位は3位である。

(2)化学物質等に係る機械設備等の密閉化は、指針のイに該当する。従って順位は2位である。

(3)危険性又は有害性のより低い物質への代替は、指針のアに該当する。従って順位は1位である。

(4)化学物質等の有害性に応じた有効な保護具の使用は、指針のエに該当する。従って順位は4位である。

(5)化学物質等に係る機械設備等への局所排気装置の設置は、指針のイに該当する。従って順位は2位である。

2026年07月16日執筆

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