問25 労働衛生管理に関する次のイ~ニの記述について、作業環境管理に該当するものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。
イ チェーンソー取扱い業務において、日振動ばく露限界値(5.0m/s2)を超えないように、振動ばく露時間の抑制、低振動工具の選定などを行う。
ロ 作業場における外部放射線による周辺線量当量を放射線測定器を用いて定期的に測定する。
ハ 有害な化学物質を取り扱う設備を密開化する。
ニ 放射線業務において、管理区域を設定し、必要のある者以外の者を立入禁止とする。
(1)イ ロ
(2)イ ハ
(3)イ ニ
(4)ロ ハ
(5)ロ ニ
このページは、2018年の労働安全衛生コンサルタント試験の「産業安全一般」問題の解説と解答例を示しています。
解説文中の法令の名称等は、適宜、略語を用いています。また、引用している法令は、読みやすくするために漢数字を算用数字に変更するなどの修正を行い、フリガナ、傍点等は削除しました。
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2018年度(平成30年度) | 問25 | 難易度 | 労働衛生管理に関する知識問題ではあるが、言葉の感覚から正答できる問題であろう。 |
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労働衛生管理 | 3 |
問25 労働衛生管理に関する次のイ~ニの記述について、作業環境管理に該当するものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。
イ チェーンソー取扱い業務において、日振動ばく露限界値(5.0m/s2)を超えないように、振動ばく露時間の抑制、低振動工具の選定などを行う。
ロ 作業場における外部放射線による周辺線量当量を放射線測定器を用いて定期的に測定する。
ハ 有害な化学物質を取り扱う設備を密開化する。
ニ 放射線業務において、管理区域を設定し、必要のある者以外の者を立入禁止とする。
(1)イ ロ
(2)イ ハ
(3)イ ニ
(4)ロ ハ
(5)ロ ニ
正答(4)
【解説】
以下により正答は(4)となる。
イ 作業管理である。振動ばく露時間の抑制、低振動工具の選定は作業管理となる。
ロ 作業環境管理である。これは分かるだろう。放射線の周辺線量当量は作業環境である。これを測定することは、作業環境管理の第一段階である。
ハ 作業環境管理である。密閉化は、作業環境中の有害因子を良好な状態で管理することを目的としており作業環境管理となる。
ニ 作業管理である。立入禁止措置は、作業環境の改善ではない。従って、作業環境管理とはならない。