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※ イメージ図(©photoAC)
このページは、労働衛生教育の対象者、教育内容、実施時期等について解説しています。
労働衛生コンサルタント試験の筆記試験の直前チェックシートとして作成しました。
柳川に著作権があることにご留意ください。
【化学物質リスクアセスメント】
| 出題年 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 重要性 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 出題数 | 1 | 1 | 1 | 1 | 中 |
化学物質のリスクアセスメントに関しては、試験委員の関心が薄れているのか近年ではあまり問われていない。しかし、重要性が低いわけではない。
化学物質管理一般を問う問題中の個々の肢として出題される可能性もあり、口述試験では現在でも定番である。労働衛生一般でもそろそろ出題の機が醸成されてきた可能性もあり、基本は押さえておきたいところ。
【重要事項】
- リスクアセスメント等の実施の統括管理は、統括管理総括安全衛生管理者が選任されている場合にはその者、選任されていない場合は事業の実施を統括管理する者にさせる。
- リスクアセスメント等の実施の管理は、安全管理者又は衛生管理者が選任されている場合にはその者、選任されていない場合は職長その他のその作業に従事する労働者を直接指導し又は監督する者としての地位にあるもの行わせる。
- リスクアセスメントは次に定める時期に行う。
- 化学物質等を原材料等として新規に採用し、又は変更するとき
- 化学物質等を製造し、又は取り扱う業務に係る作業の方法又は手順を新規に採用し、又は変更するとき。
- 化学物質等による危険性又は有害性等について変化が生じ、又は生ずるおそれがあるとき。
- 元方事業者は、次に掲げる場合には、関係請負人におけるリスクアセスメントの円滑な実施に資するよう、自ら実施したリスクアセスメント等の結果をその業務に係る関係請負人に提供する
- 複数の事業者が同一の場所で作業する場合であって、混在作業における化学物質等による労働災害を防止するために元方事業者がリスクアセスメント等を実施したとき
- 化学物質等にばく露するおそれがある場所等、化学物質等による危険性又は有害性がある場所において、複数の事業者が作業を行う場合であって、元方事業者が当該場所に関するリスクアセスメント等を実施したとき
【リスクの見積り】
- リスクを見積もりは以下の方法による(危険性に係るものについては、第1又は第3の方法のみ)
- 化学物質等が当該業務に従事する労働者に危険を及ぼし、又は化学物質等により当該労働者の健康障害を生ずるおそれの程度(発生可能性)及び当該危険又は健康障害の程度(重篤度)を考慮する方法
- 当該業務に従事する労働者が化学物質等にさらされる程度(ばく露の程度)及び当該化学物質等の有害性の程度を考慮する方法
- ア又はイに掲げる方法に準ずる方法
- リスクの見積りに当たり、以下の事項等に留意する
- 過去に実際に発生した負傷又は疾病の重篤度ではなく、最悪の状況を想定した最も重篤な負傷又は疾病の重篤度を見積もること
- 負傷又は疾病の重篤度は、傷害や疾病等の種類にかかわらず、共通の尺度を使うことが望ましいことから、基本的に、負傷又は疾病による休業日数等を尺度として使用すること
- リスクアセスメントの対象の業務に従事する労働者の疲労等の危険性又は有害性への付加的影響を考慮することが望ましいこと
- リスクの見積りに当たり、以下の事項等を考慮する
- 安全装置の設置、立入禁止措置、排気・換気装置の設置その他の労働災害防止のための機能又は方策(以下「安全衛生機能等」という。)の信頼性及び維持能力
- 安全衛生機能等を無効化する又は無視する可能性
- 作業手順の逸脱、操作ミスその他の予見可能な意図的・非意図的な誤使用又は危険行動の可能性
- 有害性が立証されていないが、一定の根拠がある場合における当該根拠に基づく有害性
【その他】
- リスク低減措置の検討にあたっては、以下の優先順位による
- 危険性又は有害性のより低い物質への代替、化学反応のプロセス等の運転条件の変更、取り扱う化学物質等の形状の変更等又はこれらの併用によるリスクの低減
- 化学物質等に係る機械設備等の防爆構造化、安全装置の二重化等の工学的対策又は化学物質等に係る機械設備等の密閉化、局所排気装置の設置等の衛生工学的対策
- 作業手順の改善、立入禁止等の管理的対策
- 化学物質等の有害性に応じた有効な保護具の使用
- 事業者は、次に掲げる事項を化学物質等を製造し、又は取り扱う業務に従事する労働者に周知する
- 対象の化学物質等の名称
- 対象業務の内容
- リスクアセスメントの結果(特定した危険性又は有害性、見積もったリスク)
- 実施するリスク低減措置の内容





