難易度別 試験問題

※　イメージ図（©photoAC）

難易度５の問題は、受験者のうち正答できたのが 50 ％未満のものです。2023 年の産業安全法令では１５問中８問（53.3 ％）の問題が難易度５でしたから、これをすべて間違えると合格の見込みはかなり低くなります。

難易度が５であっても、できるだけ多く正答しておきたいところです。

問題の中には、内容そのものが難しいものの他、極端に細かな内容を問うているものや、問題文が不明瞭なものなども含まれています。

極端に正答率が低いものは、捨て問と割り切ってもよいかもしれません。

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難易度４の問題は、受験者のうち正答できたのが 50 ％以上 60 ％未満のものです。これをすべて正答できないと、2023年の試験では、ほぼ合格は不可能となります。他の年でも何問かは正答しなければなりません。

合否を分けるのは、このレベルの問題が正答できるかどうかといえましょう。

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難易度３の問題は、受験者のうち正答できたのが 60 ％以上 70 ％未満のものです。合格のためには、ほぼ全問を正答しておきたいところです。

合格のためには、落としてはならないレベルです。十分な学習を行うことで、正答が可能な問題といえます。

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難易度２の問題は、受験者のうち正答できたのが 70 ％以上 80 ％未満のものです。ほぼ全問を正答できないと合格はかなり厳しくなります。

内容的にも、それほど難しいものではなく、学習に十分な時間をとれば確実に正答できるレベルの問題です。

過去問の内容をそのまま覚えるのではなく、各解説にある条文から派生する問題が出るという前提で学習する必要があります。

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難易度１の問題は、受験者のうち正答できたのが 80 ％以上のものです。産業安全法令では、このレベルの問題はほとんどないのが現状です。このレベルの問題が出題されれば、確実に正答できなければなりません。

もっとも、内容的には、ほぼ常識問題といってよいようなものや、間違いようのない問題がほとんどです。安全衛生法の知識がなくても、常識で判断すれば正答できるレベルです。

極端に難易度の低いものは、試験協会としても望ましいものではなく、同種問題が繰り返し出題されることは多くないものと思われます。いわゆる「サービス問題」であり、ケアレスミスに注意しなければなりません。