交通危険予知トレーニング1R表現について

イラストシートを使って数人でトレーニングをしていますが疑問に思う点がありますのでご教示ください。第1ラウンドでどのような危険が潜んでいるかをメモするのですが、いわゆる工場内で実施するKYTのように「~なので~して(危険要因)~する(事故の型)」と表記しないとマチガイとして社内で指摘されます。例として「塀から子供が飛び出して接触」ではNGで「見通しが悪いので塀から子供が飛び出して接触する」でないといけないとのこと。子供がなぜ飛び出すのか見通しが悪いのかボールなどを追いかけてきたのかそんなことは運転者にとってはどうでもいい(言い過ぎかも?)ことで、物陰(見通しが悪い状態)からの飛び出しを予測した運転行動が大事ということを主催者側に伝えたのですが、なぜ子供が飛び出してきたのか真因究明不足、深堀不足ということでした。交通KYTの1ラウンド、どこまでこだわって書くかは各社さんそれぞれかと思いますが着眼点違うような気がしましたのでご意見お聞かせください。

[添付]: 13766 bytes

user.png たまご time.png 2023/02/20(Mon) 15:14 No.123
Re: 交通危険予知トレーニング1R..
> ご意見お聞かせください。
たまたま見つけて面白そうだったので個人的な意見ですが。

KYTのステップ1は洗い出しとの理解です。なので気づきが大切と思います。
気づきを効果的に実践するツールとして2つ。①まずは量。ブレスト的に意見を出すことで連想が働きます。②水平展開を行うためには、原因・行動・結果のシナリオを具体的にイメージすることも効果的(暗黙知を可視化して連想を促すため)。こういう考えで参加しています。
フルセットで揃えないと意見を言うなとか、不足だからとダメ出しするだけなのは、表面的に教科書の流れを再現したい欲求が強すぎるのだと思います。
足りないところを補って意見をどんどん出す流れを醸すことができると上手くいくのではないでしょうか。
最初のステップで出口戦略的に鉄板の意見が出るとそこで止まってしまう事はよくあります。それでは標語の復唱と同じなのでKYTの意味がありません。
対策は、批判しない、足りないものは継ぎ足して補いあうことだと思います。(ただし、不適切発言はご法度にしないと特定の個人をネタにイジりが発生することがあるので要注意)

主催者が着想の連鎖のためにフルセットでシナリオを作って欲しいという意図であれば目的としては共感出来ます
しかし、ダメだしして委縮させかねない手段は一考すべきな気がしますが、そこをうまく盛り上げてリカバリするファシリテーター役が欲しいところです。深堀は皆で行って徐々にスキルを上げたらよいのではないでしょうか。
user_com.png ピヨりん time.png 2023/02/20(Mon) 18:11 No.124
Re: 交通危険予知トレーニング1R表現
まったくの個人的な見解ですが、添付して頂いた写真を見ると、横断歩道の脇に背の低い塀があるのがポイントのような気がします。また、塀の影に子供が遊べるようなスペースがあることもポイントかもしれません。(その他バス停がありますが、これは別論として)

そのため、「広いスペースで遊んでいた塀より背の低い子供が、遊びに夢中になり、横断歩道だから大丈夫と考えて飛び出してくると、接触の危険がある」というようなことだと思います。

確かに、仰られる通り飛び出す理由(たんに急いでいたのか、ボールを追いかけていたのか、鬼ごっこをしていたのか、ペットの犬を追いかけていたのか)はどうでもよいことのような気がします。「あり得る」ということと、「塀より背の低い子供がいても見えない」ということの方が重要だと思います。

そして、ピヨりんさんが仰られる通り、批判しないことがKYでは重要です。

「塀があるから子供がいても見えないよね」
「子供は遊びに夢中になっていると、車のことなど気にせずに飛び出すことがあるからね」
「横断歩道があると、車は必ず止まると思っている子供がいるからなあ」
「そういえば、この前、子供が連れていた犬のリードを離したのか、犬が横断歩道に飛び出して、子供が追いかけて飛び出したのでヒヤッとしたことがあったよ」

といったような会話が進んで、結論に達すればよいのではないかと思います。
user_com.png 柳川行雄 time.png 2023/02/26(Sun) 09:00 No.126
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