Bracketsがサポート停止




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パソコンを見てショックを受ける

アドビ社のBracketsが9月1日でサポートを止めると公表されました。そのまま使い続けても良いのですが、htmlとCSSの技術の変化に対応できないのでは困ります。

思い切って、マイクロソフトのVisual Studio Codeを使ってみました。慣れるまでは大変ですが、意外に便利だということが分かりました。同じような状況の方には、切り替えをお勧めします。




1 まさかのサポート停止

執筆日時:

パソコンを見てショックを受ける

あれっ、何か表示されている! いつものようにBracketsを起動させたところ、入力画面の下部に見慣れない表示がされたのは昨日(3月3日)のことだった。

アドビ社のBracketsが9月1日でサポートを止めるというのだ。Bracketsは、WEBサイトを作成するときに、htmlファイルやCSSファイルを作成するためのソフト(エディタ)で、私はこれまで5年間使用してきたものである。

これは、かなりショックな出来事だった。ホームページを作るのに、エディタはもっとも基本になるソフトだからである。それが使えなくなりそうなのだ。


2 ソフトを切り替えるべきか

これまでも、慣れ親しんだソフトが生産を停止したために、使用しているソフトを切り替えたことは多い。私自身が、ソフトの先が見えないからこういうことになるのだが。

最近ではパブリッシュソフト(htmlをサーバにアップして公開するソフト)で、FFFTPがサポート停止したためFilezillaに切り替えている。慣れてきたら、FileZillaの方が使いやすいので、かえってよかったのだが。

ただ、パブリッシュソフトと異なり、エディタはかなり複雑なソフトである。変更には、やや勇気を必要とする。しかも、サポートを停止したソフトを用いていても、セキュリティ上の問題が生じる性格のものではない。

しかし、とりあえず数年前にインストールしてそのまま放置してあったVisual Studio Codeを久しぶりに起動してみた。英語設定のままだったので、ネットで調べて日本語化し、さらにありがたいネットの教えに従い、いくつかの拡張機能を導入してみた。

感想は・・・意外に使えるかもしれない! Bracketsで便利に使っていた機能は、ほぼ拡張機能で対応可能なようだ。だったら、あまりBracketsにこだわる必要もない。


3 これもひとつの機会ととらえよう

Bracketsは無償のソフトながら、かなり高機能なソフトである。かつては、WEBを作成する多くの技術者に定番ソフトとして使用されていた。ただ、オープンソースではなかった。そのためにマイクロソフトのVisual Studio Codeに押されたということだろうか。ネットのビジネス世界は、有為転変の激しいところである。

ただ、Visual Studio Codeの方が使いやすいのであれば、長い眼で見ればユーザにとっても、切り替えることはメリットをもたらすだろう。新しい便利なソフトを(強制されてとは言え)用いることができるのだから。

やはり、切り替えることにしよう。





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