労働安全衛生 交流掲示板

この辺は、塩基性マンガンを除いてマンガンの化合物に規制をかけた当時の行政の考え方ですが・・・

もちろん塩基性マンガンに有害性がないと考えられていたわけではないでしょう。
ただ、マンガン化合物の中では塩基性酸化マンガンは有害性が低いとされていることは事実です。

どのような規制でもそうですが、規制をかけるときは、役所が資料に基づいて一方的に法令を改正するわけではなく、関係団体や（最近別件でよく話題になる）専門家の聴いて行うのです。

塩基性酸化マンガンが除かれた経緯は分かりませんが、関係団体から当時の知見を基にした反対意見が出されたということではないでしょうか。

ただ、その後、塩基性酸化マンガンについても、その有害性とばく露状況に関する知見が集まり、リスクが高いということになって今回の規制になったのだと思います。



> 今年の2021年4月1日から、第２類特定化学物質であった「マンガン及びその化合物（塩基性酸化マンガンを除く。）」が「マンガン及びその化合物」に変更になります。
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> 事実としてはわかるのですが、ではなぜ今まで「塩基性マンガン」は除かれていたのでしょうか？
> 有害な物質として認識していなかったからではないですよね？