労働安全衛生 交流掲示板

そうですね。
ちょっと難しいご質問です。

というのは、どのような著書が役に立つかは、その利用の目的の他、利用される方の置かれている状況等によってもかなり異なると思いますので・・・

また、解説書というのは、個人によっても好き・嫌いがあることも事実だろうと思います。
もし、東京、大阪などの大都市近郊にお住まいか職場があるのでしたら、大規模書店へ行かれて、実際に中身をご覧になって、役に立つと思われる著書を選ぶのが一番だと思います。
また、お近くに大規模書店がないようでしたら、各都道府県の労働基準協会（連合会）か、７都市（札幌、仙台、東京都港区、名古屋、大阪、広島、福岡）であれば中災防のセンターへ行かれると、安全衛生関連の著書の見本が置いてありますので、それをご覧になって注文されるという方法もあると思います。

ただ、安衛法の全般的な解説書というのは、それほど種類はありませんが。

なお、実務において安衛法を活用されたいということであれば、解説書の他に、法令集を揃えておかれた方がよろしいかと思います。
法－政令－省令－通達の関係が分かるという意味では「安衛法便覧」（労働調査会）が便利です。また同書は労働基準監督官も利用していますので、行政から何か言われたときに、あると便利だといえます。ただ、高価な著書ですし、かなり詳細なので、解説書とセットで購入されるのであれば、安衛法便覧に必ずしも拘る必要はないと思います。