受験生 様
起動スイッチにA接点(常時開)が用いられることですが、ガイドラインの「ボタンを押して接点を閉じる動作」とありますので、A接点を用い、スイッチを押したときにではなく離したときに起動するという趣旨と思えます。
クレーンの過巻防止装置にB接点を用いるのは、直働式巻過防止装置ではB接点を用いることが(現実に)多いようです。
> (下記まったく逆の意味になってしまった一部誤記を訂正します。)> 早々のご返事をいただきましてありがとうございます。> > 問18 正答予測 1 について> > 選択肢(1)については> (1)クレーンの電気式による巻過防止装置の巻過ぎを検出するリミットスイッチは、溶着による誤動作を防ぐため、接点が閉じることにより巻過ぎが防止される構造とする。> > 「溶着により接点が閉じてしまった際に、巻き過ぎが(結果として)防止される構造(すなわち故障時に安全側になるの構造)とする。」と理解しておりましたので誤りの回答ではない、と考えました。> > > 選択肢(2)については> (2)機械の始動スイッチにはノーマルオープン型が用いられ、停止スイッチにはノーマルクローズ型が用いられるのは、スイッチの接触不良や配線の断線が危険側の故障にならないようにする。> > > 「スイッチの接触不良や配線の断線が危険側の故障にならないようにする。」という説明がノーマルクローズについての説明ですが、文章の前半部分「始動スイッチにはノーマルオープン型が用いられ、」の直接的説明にはなっていません。> > さらに「始動スイッチにはノーマルオープン型が用いられ」ること自体についてですが以下のガイドラインにおいては> https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-39/hor1-39-16-1-0.htm> > > 「4 フェールセーフ化の一般的方法」に指導スイッチとノーマルクローズについての記述がありますが、> > まず「始動スイッチ」については、> > イ オフ確認> ボタンを押して接点を閉じる動作に続けて、ボタンを離して接点を開く動作を行ったときに初めて起動信号又は始動信号を発生させる方法> > と記載されており、始動スイッチに単純に「ノーマルオープン型」が用いらるもの(あるいはそのように推奨されるもの)というよりは「オフ確認」などの方法が一般的方法と記載されています。> > > 他方、「ノーマルクローズ型」については> > ハ ノーマルクローズ型の利用> ノーマルクローズ型の弁又はブレーキによって、故障時には、労働災害を発生させない形で機械を停止させる方法> > > とありますので、起動スイッチにもノーマルクローズ型を用いて故障時に安全側に機械を停止する方法にすることとも読めます。> > これらを併せて考えますと、起動スイッチに「ノーマルオープン型」が用いられる、ということを前提としている選択肢(2)の記述は適切とは言えないと思われます。> > > ※本サイトでは、網羅的に非常に詳しい解説等大変参考になっており大変ありがたく拝読させていただいておりありがとうございます。