件名: Re^2: 経皮吸収の蒸気について
記事No 101
投稿日 : 2017/08/18(Fri) 15:51:00
投稿者 急ごしらえ
参照先
ご回答ありがとうございます。

想定は、皮膚への直接接触を避ける対策は実施した上で
吸入のみを排除する対策(短時間少量なので息を止めるとか、
風上での作業などで)をすれば防毒マスクを使用しなくとも
現実的な対策かなとの素人考えです。

ただし、蒸気の経皮吸収の危険度が分からず、先生なら
最新情報をご教示頂けるのではと思いました。


実際には 屋外、建設業の水道用塩ビパイプの接着工程で
有機溶剤業務の適用除外レベルを想定していました。
これらの作業は実際に何度も目にする機会はあったのですが
防毒マスクを装着している現場は見たことも聞いたこともない
というのが実態です。
しかし、リスクアセスメントを実施してみると
SDSには有機ガス用防毒マスク、不浸透性手袋、有機溶剤対応型ゴーグル
長袖作業服 等の記載があり
この中で 防毒マスク着用の対策徹底のハードルは決して低くない
という意見が相次ぎました(CRAの社内講習会にて)

福井県の膀胱がんの件は厚労省の報告書を今回再確認いたしました。
それによると、やはり直接接触の可能性が高いということだと思います。しかも工場内での定常的な長時間作業だと思いますので
建設業の場合とはちょっと違うのかなと思いました。

当然、タンク内作業の場合や塗装作業などで換気が悪く長時間等であれば全体換気+適正な保護具着用はマストかなと思いますが

具体的には エスロン接着剤№83Sホワイト 1ヵ所あたり1.5g
1回10秒程度 1時間に40か所程度 1日最大320か所 年間最大20日
程度なので
 十分に 有機則の適用除外レベル(労基署からの認定は得られるものとして)と考えていました。

いずれにしても、本件の論文やデータは存在しないということが
わかりましたので
安全サイドの対策となるよう指導していきたいと考えています。

当社は建設業関係団体には一切所属しておらず、
またWeb等情報を探しても建設業での対策の実態が見えてこず
「現実どう指導・徹底すればよいのか非常に迷っている」状態です。

この辺りの参考情報などの紹介が頂けると
有難く存じます。

ご回答ありがとうございました。





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